願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

『世界の名車物語』『物語 イタリアの歴史』

 

世界の名車物語 (中公文庫)

世界の名車物語 (中公文庫)

 

 

 

物語イタリアの歴史―解体から統一まで (中公新書)

物語イタリアの歴史―解体から統一まで (中公新書)

 

 

やこぶそん「今月に入ってから、↑の二冊を読み終えたわけよ」

ばふちん「ふぅん。どんな本?」

や「まず『世界の名車物語』(間宮達男著、中公文庫、1989)は、タイトル通り、海外の名車について書かれた本だ。

 特徴的なのが、『参考文献』に挙げられた文献が、すべて外国語の文献であることだ。

 著者が東京外国語大学卒だから・・・・・・というわけではないが、海外の文献のほうが吸収できるものが大きかったようだな」

ば「『名車』ってことは、クルマってことだよね。どんなクルマが紹介されているの?」

や「ベンツ、ポルシェ、T型フォード、アルファロメオ、ミニ・・・・・・まぁ有名どころはここらへんかなあ。

 でも、ベンツがどうだ、ポルシェがどうだ、ロールス・ロイスがどうだーーというよりも、それを開発した『人間』側のほうに、よりスポットライトが当たっている感じがしたな」

ば「最近は、Webも発達したし、外車とかメーカーなんかは、ググればすぐ知識が入手できるもんではないの」

や「フフフ・・・・・・甘いな

ば「( ゚Д゚)ハァ?」

や「ばふちんよ、お前はまだ、GoogleなりWikipediaなりで調べ物をしたほうが、本を読むより多くの知識を吸収できると思っているな?」

ば「だって検索欄に『ポルシェ』って入れれば、すぐポルシェの記事が出てくるじゃん。絶対こっちのほうが便利だし速いよ。Wikipediaでは『ポータル』や『プロジェクト』に『自動車』の項目があるし・・・・・・」

や「ばふちんよ、お前は、書籍で優れた書き手の文章を読むのと、Webで無味乾燥なWikipediaの文章を読むのと、どっちが『呑み込みが速い』と思う?」

ば「うっ・・・・・・(;´Д`)

 でも、たとえWikipediaがほぼ匿名で、事実だけを並べた『文体』がどれだけ無味乾燥だとしても、Webの情報量にはかなわないよ」

や「この本は『物語』になってるわけよ、で、『間宮達男』さんっていう書き手の”意志”が込められているわけよ。

 絶対Wikipediaでポルシェについて読むよりも、この本の55ページから始まる『VWと名車ポルシェに生涯を捧げた父子二代』っていう章を読むほうが面白いよ」

ば「そうかなあ。俺はWikipediaの記述で興奮したことが何度もあるけど・・・・・・」

や「まぁ、お前はWikipediaに7割がた精神汚染されてるから、仕方ないのかもな・・・・・・(´・ω・`)」

ば「ひどい言い草だな💢」

 

や「じゃあさ、世界史の教科書でイタリアが統一する過程についての記述を読むのと、この『物語 イタリアの歴史』の285ページから始まる『第十話 作曲家ヴェルディの物語』を読むのと、どっちが『面白くてためになる』と思う?」

ば「それはその本(『物語 イタリアの歴史』)を読まないとわからないなあ」

や「そういうと思って、該当箇所のコピーを持ってきたのだ( ̄ー ̄)ニヤリッ」

ば「う、うぜぇ!!」

 

・果たして読み比べの結果は・・・・・・!? (つづく)