願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

1985年のフジテレビ系アニメ

 1985年にフジテレビ系で始まったテレビアニメは、この5作だ。

 放映枠について話す。『小公女セーラ』は、「世界名作劇場」枠の作品なので、『牧場の少女カトリ』の後番組だ。つまり、日曜日の19:30分からの放送である。

小公女セーラ』が始まって程なくして、日曜19:00の枠、つまり『小公女セーラ』の直前の放映枠で、『タッチ』が始まった(85年3月)。『タッチ』を観たことはあっても、「『タッチ』の前番組は何ですか?」というカルトクイズ的問題には答えられないという人は多いと思う。Web時代になって、「『タッチ』の前番組は何か?」というような情報が、容易に取り出せるようになった。『タッチ』の前番組は、『Gu-Guガンモ』である。ついでに言えば『タッチ』の後番組は同じ原作者の『陽あたり良好!』だ。

炎のアルペンローゼ』は、『よろしくメカドック』の後番組である(土曜18:30~)。そして、『よろしくメカドック』同様、タツノコプロが制作会社である。ただ、なんと全20回という速さで打ち切れられてしまった不遇のアニメであった。ネット局の数も少なかったようだ。ここでタツノコプロはフジテレビとの連係から離れ、次の道を模索することになる。

炎のアルペンローゼ』の後番組こそ、『ゲゲゲの鬼太郎(第3作)』である。『鬼太郎(3期)』は視聴率が高く、1988年まで続いた。僕らへんの世代だと、夕方の再放送枠で観ていた『鬼太郎』はこのバージョンということになる。つまり、鬼太郎戸田恵子であり、夢子ちゃんなのである。

 そして、『鬼太郎(3期)』と同日に始まったのが、『ハイスクール! 奇面組』である。このアニメも視聴率が高く、1987年10月まで続いた。

奇面組』の枠は、土曜19:30分開始である。ということは次の番組が『オレたちひょうきん族』だったわけだが、1983年に『イタダキマン』が打ち切られ、アニメ枠が一旦途切れていたのが土曜19:30~ の枠で、『奇面組』が始まって復活したのである。このあと『ついでにとんちんかん』『名門! 第三野球部』と1989年までNASスタジオコメット枠が継続することが出来たのは、『奇面組』のおかげであろう。結局この枠は、『ドラゴンクエストアベル伝説)』が衝撃的な幕切れを迎えた1990年9月の改編まで継続することになる。