願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

2015年の夏アニメを振り返ってみる その2

乱歩奇譚


【大要】江戸川乱歩没後50年記念作品という触れ込みで、独自の解釈で乱歩作品をアニメ化。明智小五郎は男子高校生の「アケチ」となり、小林少年は中性的……というより所謂男の娘みたいな「コバヤシ」少年となって登場。事実上の主人公はコバヤシ少年であり、彼の視点から物語は描かれる。


【解説】飛ばし飛ばしに観るような感じになってしまいました。7話と10話を観ていません(最終回のひとつ前を観ていないのは致命的な気もするのですが……)。ところで最終話のタイトルが「白昼夢」ですか。僕、乱歩作品で『白昼夢』だけは読んだことがあるんですよ。短編小説です。なんとも脳みそがグンニャリするような、まさに白昼夢みたいな小説だったのを覚えています。

 

 社会問題を絡めてくる(例:精神病者をどう裁くか)姿勢は、なんだか他局の『ガッチャマンクラウズ インサイト』と被るものがあります。でももともと『ガッチャマンクラウズ インサイト』の中村健治監督も、ノイタミナ出身でしたからね……。

 

 青春×機関銃


【大要】TBS木曜深夜枠としては『ステラ女学院高等科C3部』以来の、サバイバルゲームを題材としたアニメ。性別を隠しサバゲーチームに加わった主人公と仲間たちの人間模様を描く。

 

城下町のダンデライオン

 

【大要】「まんがタイムきらら」系4コマ漫画のアニメ化作品としては前例のない奇抜な設定の、大家族コメディ。


【解説】いや、ヤバくないですか、この設定!?
 何がヤバイかって、国王一家が普通にご町内で暮らしてるんですよ。これを現実の日本にあてはめると、皇室ご一家が皇居の外で普通の家族として振る舞ってるようなもので、茜ちゃんがパンチラするのだって、例えば佳子様がパンチラするようなものですからね。間違いなく今クールでいちばん危険な設定だと思うのですが。
 というのは半分冗談として、監督と副監督はカサヰケンイチに近しい方のようで、共同でカサヰ監督とアニメを作ったりしています。秋田谷監督は『バクマン。』福島副監督は『メジャー』を手がけてきた。どっちもNHKアニメ、このポイントは外せないと思う。
 そして花澤香菜単独主演アニメというのも割りと貴重なのでは。

【推しキャラ】櫻田奏(石原夏織
 胸が大きいよね。
【注目キャラ】櫻田岬(松井恵理子
 キャラというより、声優の演じ分けなんですが、岬以外にも岬の7人の分身を演じ分けています。昔『七人のナナ』というアニメがありましたが、七人のナナは全員違う声優でした。松井恵理子は全ての分身を演じ分けている。こういう声優は伸びます。

 

赤髪の白雪姫


【大要】リンゴのように赤い髪の「白雪」という少女が、宮廷薬剤師となり奮闘する少女漫画原作アニメ。


【解説】キーワード:早見沙織BONES、馬、『神々の悪戯』

 

【推しキャラ】ラジ(福山潤
最初に白雪を見初めた王子。
私事ですが、たまに趣味として模写をすることがあり、彼を模写させてもらったことがあります。
 それにしても、声優が島崎信長じゃなくてよかった。

 

空戦魔導士候補生の教官


【大要】空戦魔導士候補生の中でも劣等生の3人の少女を指導することになった主人公。しかし、3人には劣等生である理由があった。

【解説】(最終回視聴後書く)

【推しキャラ】ミソラ・ホイットテール(山本希望

 3人の中じゃこいつかなあ。
 母親の名前がソシエ、なんだか某ガンダムのヒロインを思い出しますが、なかなか洒落がきいている。

 

実は私は

【大要】それぞれに秘密を抱えた女子高生と、同級生の主人公を絡めた学園ラブコメディ。


【解説】いやはや、「チャンピオン」にこんな漫画が眠っていたとは……!
 このアニメ、テレ東では『のんのんびより りぴーと』の30分前(上の枠)に編成されていたのですが、途中から『のんのん』よりもこっちが目当てになった人も少なからずおられるのではないでしょうか。
 こういう直球(?)のラブコメ漫画原作、久しぶりだもんね。『ToLOVEる』はエロコメだし……。


【推しキャラ】紅本明里(新田恵海
 サディスティックな女教師。『インフィニット・ストラトス』の千冬姉といい、こういう女性が理想像なのかもしれない。

 

のんのんびより りぴーと

【大要】田舎を舞台とした美少女コメディの第二期。前期から追加キャラが皆無という意外と珍しい例。


【解説】1話が破格の完成度だっただけに、以降のだらしなさが目立つ。『うまるちゃん』に心変わりした人も今期は多いかも……?