願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

2015年の夏アニメを振り返ってみる その1

イントロダクション

 ブログの中の人です。

 本日、ようやくインターネットが開通しました!!

 なんでも、ばふちん君によれば、「大晦日までに年間365記事アップロードを達成できなかったら、顔出しキャス」だそうですね?

 となると、5月末日までで、僕は111記事しか更新していませんから、残りの七ヶ月で254記事更新しなきゃいけない換算になりますね。これは月平均36記事以上、つまり1日に1回以上記事をアップできなきゃいけない計算になりますよね。

 ま、なんとかなるだろ。

 

 で、ここからが本題です。インターネットが使えなかった期間、僕は、PCに眠っていた古いファイルを漁っていました。

 そしたら、とても興味深いファイルが出てきたので、一部手直ししたうえで、当ブログで公開しようと思った次第です。

 それはどんなファイルか?

 約2年前、僕は、とあるお方と、ラジオ配信をやったことがあります。ちょうど、2015年7月に始まった1クールアニメが最終回を迎えた季節(つまり2015年の9月か10月)でした。

 クールの切れ目であることを受けて、2015年夏アニメ(7月放送開始のアニメ)を回顧してみよう。そんな主旨でラジオ配信をやりました。

 僕のわがままで、ランキング形式で配信しようということになりました。何しろ深夜アニメの数はとてつもなく多いので、かなり重要な作品が漏れた--つまり、観られなかった--ということもありました。

 それでも、あの時やったことは、無駄ではなかったと思っています。

 

 それで、この度発掘したファイルは、ファイル名が「2015年夏アニメ総括」という大仰なもので、さっきも言ったとおり作品の”漏れ”は少なからずあったものの、ラジオ配信のための下書き原稿としては、かなり丹念に書き込まれていて、自分で自分が昔書いた文章に驚いてしまった次第です(自画自賛?)。

 で、そのファイルはかなり長い分量のものだったので、何回かに分けて公開しようと思ったわけです(不都合があったらおっしゃってください)。

 前置きがグダグダと長すぎるので、とりあえず晒してみます。

 

 ※なお、2015年当時から情勢が変わった部分が多々あると思いますが、敢えて当時の気分を残してみたい、ということで、そのまま掲載します。

 

「2015年夏アニメ総括」(一部改稿)

GANGSTA.


【大要】マフィアの支配する街「エルガストルム」の便利屋ウォリックとニコラスの活躍を、現在と過去を交えた構成で描くアクションアニメ。


【解説】村瀬修功監督とマングローブの組み合わせは『エルゴプラクシー』以来およそ9年ぶりになります。ただし今回は原作付きの企画ですが。
聖剣の刀鍛冶』以来、この制作会社は美少女アニメを手がけてきたという印象が強く、このアニメを観ると、「かつてのマングローブが戻ってきた」という「錯覚」を覚えます。しかしマングローブは『神のみぞ知るセカイ』『ハヤテのごとく!』『ましろ色シンフォニー』といった美少女アニメだけではなく、『さらい屋五葉』『デッドマン・ワンダーランド』といった、オリジナル企画でないにしても、初期の路線に「わりと近い」アニメも並行して送り出していたという事実は思い返さねばならないでしょう。
 ではありますが、やはり「かつてのマングローブが戻ってきた」という「錯覚」で間違っていないのだと思います。(『サムライフラメンコ』を観ていないので確信は持てませんが)美少女アニメ路線にシフトしたという印象が強すぎるのです。だからこういう作風をいきなり見せられると、「かつてのマングローブが戻ってきた」というインパクトを受けざるを得ません。
 そうはいっても『サムライチャンプルー』『エルゴプラクシー』以降に深夜アニメを観だした僕としては、「マングローブらしさ」を体験できたのは『ミチコとハッチン』ぐらいで、『聖剣の刀鍛冶』がアニメ化された時に「マングローブが方針転換した」と騒がれたのも覚えてはいますが、それは僕も含めてマングローブというスタジオに先入観を持ちすぎた結果であるともいえます。
 僕がマングローブ作品でよく観ていたのはまさに『神のみぞ知るセカイ』『ハヤテのごとく!』『ましろ色シンフォニー』といった美少女アニメ路線のほうです。制作会社に余計な先入観を持ち過ぎるのも良くない。
 ただ、本作を観ている人ならわかると思いますが、そういった美少女アニメ路線と今回の作品は対極にあるものです。

 

 とっとと内容の解説に移りましょう。
 正直、第9回までは、「画面で何が起こっているのか」が不明瞭でした。ウォリックという主人公の相棒のニックが聾唖者であること、2人の過去に何かがあったこと、アレックスが第3の主人公的な扱いであること。これぐらいはすぐにわかります。ただ「エルガストルム」という舞台にまつわる利権争いの構造が複雑過ぎて、何が起こっているのかがわかりにくかったのです。スタッフも簡単に説明してくれるほど親切ではありません。
 しかしながら本来第10回であるはずの放映分でいきなり「ACT9.5」という総集編……?が挟み込まれ、あっと言わされました。
 なぜ製作側は「ACT9.5」を挟んだのでしょうか。
 普通に考えれば、制作の遅れによる「一回休み」であるとしか思えないのですが、僕は邪推してしまうのです、「あまりにも内容がわかりにくいから説明してやろう」という製作側の意図を。
 たしかに、「ACT9.5」を観たら、急に眼の前に世界が姿を現したような、そんな「錯覚」を覚えてしまうのです。「ACT9.5」では勢力の構図(人物相関図ともいう)を丁寧に説明してくれます。キャラクターも手とり足とり説明してくれます。だったらこれまでの9回はなんだったのだろう、って話ですが。
 もしかしたら、10年前のアニメだったら、親切に説明してくれることなく、そのまま進行していたかもしれません。そういう意味では歯止めがかかって良かったのかもしれない。
 
こういう続き物アニメは一気に観たほうが楽しめるようです。


【推しキャラ】ロレッタ・クリスチアーノ・アモーディオ(植田佳奈
 クリスチアーノファミリーのボスにして中学生ぐらいの少女。
 それにしても植田佳奈も長いですね。こむちゃっとカウントダウン櫻井孝宏とMCやってた時代から知ってますけど(たぶん初代女性パーソナリティが彼女)。アイムエンタープライズ四天王って知ってますか? 中原麻衣斎藤千和釘宮理恵植田佳奈のことです。これに高橋美佳子を加えるとアイム五人衆になります。なんだか明訓高校みたいですね。
 宮永咲を演じたあとは堕ちていく一方かと思いきや、この世代の声優は意外としぶとい。

 

うしおととら


【大要】中学生の蒼月潮はひょんなことから獣の「とら」と出会う。初めは「食うか食われるか」の関係だった両者だが、次第に絆を深めていく。当初は潮の同級生の美少女2人を絡めた、日常の中での事件を描いていたが、7話以降うしおととらは母親の手がかりを探すための旅に出、同時に「白面の者」という謎の存在がほのめかされる。


【解説】『ジョジョの奇妙な冒険』『寄生獣』など、過去の名作漫画をアニメ化する流れが近年目立っておりますが、これもその一環でしょうか。ちなみに僕、『からくりサーカス』を週刊少年サンデー誌上の連載で読んでいた世代ですが、『うしおととら』は未読です。余談ですが、『うしおととら』がアニメ化できるのなら、東京五輪が行われる間近に『帯をギュッとね!』を是非ともアニメ化してもらいたいのですが……。

 

 先ほど『うしおととら』は未読、と言いましたが、原作の知識が全くない分余計な先入観を持たずにすんで良かったのかもしれません。それに仮に原作既読だったとしても、映像化されたものを観てはじめて気づくことがあったりするのです。
 それにしてもOPが筋肉少女帯なのは、みなさんどう思われているのでしょうか。僕としては作品から浮いた感じがしないで良いと思っているのですが。ただ、OP映像だけを観て「『うしおととら』ってギャグ漫画だったの!?」と誤解される可能性は微妙にある。

 

 潮ととらが、潮の母親の手がかりを探しに北海道に向かっているのですが、その道中のエピソードが8話、9話、10話と秀逸。8話はおそらく実際に起きた飛行機事故(旅客機と自衛隊機の接触)をモチーフにしているのでしょう。
 旅に出てから、毎回ゲストキャラが出てくるのですが、「今週の使い捨てヒロイン」と呼ばれないか不安ではあります。

 

【推しキャラ】中村麻子(小松未可子
 主人公の幼馴染でツンデレ風味(もっとも原作の連載当時ツンデレなんて言葉はありませんでしたが)。そして声優がこの人と来れば、もう鉄板でしょう。