願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

『彼氏彼女の事情』1巻(単行本版)

 

 

彼氏彼女の事情 (1) (花とゆめCOMICS)

彼氏彼女の事情 (1) (花とゆめCOMICS)

 

 

やこぶそん「夕方にやってたアニメはたまに観ていたけど……」

ばふちん「アニメの話はまた今度。原作漫画の立ち上げからもう20年過ぎちゃったね……」

 

ば「やこぶそん君は、この漫画、読んだことある?」

や「NO」

ば「この漫画はね、こんな『書き出し』から始まるんだよ」

 

 私は 人の目に どう映るのだろうか。

 

や「うわーっ! (;´Д`)

 すごく印象的な始まり方だなあ!!」

ば「あのね、普段、『自分が人にどう観られているか』なんて、わからないじゃん? 確かなのは、『他人は自分が思うより自分のことを気にしてはいない』ということだけ」

や「心当たりがあるのね……」

ば「で、このモノローグが、主人公の『宮沢雪野』ちゃんのモノローグなわけですよ」

や「ああ、アニメじゃ素人みたいな演技だった気が--」

ば「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン」

や「何すんだよ!! いってぇな!!!」

ば「榎本温子のことを悪く言うんじゃねえ!!

や「(;・∀・)あ……、榎本温子だったの、あの娘」

ば「そうだよ!! デビュー作だよ!!!!!!!!」

 

『見栄王』宮沢雪野

ば「『彼氏彼女の事情』ってタイトルなんだけどさ」

や「うん」

ば「『彼氏』は、有馬総一郎くんっていう男の子を指していて、『彼女』は、宮沢雪野ちゃんっていう主人公の女の子を指してるわけね」

や「そういや有馬って高校生がメインの話、アニメであった気がするわ」

ば「有馬~有馬~って榎本温子(雪野)が言いまくるんだよね。ちなみに有馬の中の人は鈴木千尋です。

 それはいいとして、さっきも言ったように、この漫画は宮沢雪野ちゃんのとっても印象的なモノローグで始まるんです。

 その前に言っておくことがあって、この漫画の舞台は”進学校”です」

や「男女共学なんだよね。どの高校をモデルにしたんだろう?」

ば「それはいいとして」

や「いいのかよ」

ば「いいんだよ。

 とにかく、”進学校”であることがポイントなの!

 主人公の宮沢雪野ちゃんは秀才かつ美人で、

「宮沢さんってすごいよね」 

「頭いいし」「性格いいし」「かわいいし」「優等生ぶったとこ全然ないし」

 と同級生に言われています。

 だがしかし!! これは世を忍ぶ仮の姿だったのだ!!

 雪野は、自分の家では『見栄王』を自称しています。自宅では、ジャージにハチマキ・眼鏡といった出で立ちで、素の姿をさらけ出している。

 

 ほんとは私は誰より人に尊敬されたりアコガレられたり特別扱いされたりちやほやされたり一番をとるのが大好きなだけ

 ……つまり、『見栄王』です」

や「なんか思い当たる節があるぞ……それって、ばふちんよ、お前のことじゃないか?」

ば「(゚∀゚)それ! それな!!」

や「(沈黙)」

ば「だからこの漫画は忘れられないんだよ! アニメも大好きだったぞ!! 雪野の『見栄王』に自分を重ねたんだよ!!

 ちなみにこのあとの巻でいろいろ登場人物増えるんだけど、1巻の時点では6人だけ覚えときゃいいぞ!」

 

  • 宮沢雪野
  • 有馬総一郎
  • 宮沢月野(雪野の妹。宮沢家の次女)
  • 宮沢花野(雪野の妹。宮沢家の三女)
  • 宮沢父(ヒロユキ)
  • 宮沢母(みやこ)

 

や「で、有馬くんはどこから出て来るの?」

ば「ほんとは、雪野は、自分が高校にトップ合格するものだと確信していたんだよ。

 ところが、雪野を凌駕する存在が居た! それが有馬総一郎!!

 学年総代(トップ合格者)として入学式に現れた有馬総一郎!!

 ここが彼女(雪野)と有馬の出会いだった!!」

や「なるほど。で、そのあとどうなるの? たぶん、雪野ちゃんが素の姿を晒さないと、話が進まないんじゃないの」

ば「その通り! ひょんなきっかけで、雪野の本性が有馬にバレてしまうのですが……」

や「o(´∀`)oワクワク」

ば「実際に1巻を読め!!」

や「( ゚∀゚)・∵. グハァッ!!

 じゃあ、貸して、1巻……」

ば「あたぼうよ」

 

 

※セリフの出典はすべて花とゆめCOMICS初版(1996年)より