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願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

けものフレンズ #7

けものフレンズ』第7話の構成

1:ハシビロコウ、かばんちゃんは「ヒト」ではないかと言う。「ヒト」とはどんな動物か?

(オープニング)

2:森林の中を移動する。行き止まり。

3:不思議な空間に迷い込む、かばんちゃんとサーバルちゃん。かばんちゃんは文字が読める。サーバルちゃんは文字が読めない。ラクダに関するクイズで教養番組めいてくる

4:クイズを当てたり間違ったりを繰り返す。ここは「アトラクション」らしい。ようやく明るい場所に出る。

5:向こうに見えるのが図書館では? そこに突然「アフリカオオコノハズク」博士と「ワシミミズク」助手が現れる。

6:かばんちゃんは一体何の動物なのか? 博士と助手のコンビは、条件を出す。「料理を作ってほしい」と。料理を作ってくれれば教えてあげる。

アイキャッチ・CM)

7:図書館。料理について調べ調理せよ、と言われるかばんちゃんとサーバルちゃん。

8:博士と助手は、かばんちゃんがヒトであると勘づく。かばんちゃんはカレーライスを作ることに決める。

9:炊事場。サーバルちゃんは爪で野菜を切る。かばんちゃんは太陽光線を利用して火を起こす。

10:見事カレーを作り上げるかばんちゃん。博士と助手はスプーンの使い方がわからない。カレーは辛いが美味しい。

11:合格。かばんちゃんは「ヒト」であると告げられる。ハシビロコウの言ったとおりだ。人間は定義が難しい。道具を作り、使うことができる(cf.「ホモ・ファーベル」)。

12:博士の口から衝撃的な事実が告げられる。

13:アイドルグループ「ペパプ」のライブ・チケットを渡されるかばんちゃんとサーバルちゃん。博士・助手は「セルリアン」に気を付けろ、と忠告する

(エンディング・Cパート)

 

やこぶそん「内容が濃密な回でした」

ばふちん「いかにもブログの考察記事が盛り上がりそうなーー」

や「そうね。

 アバンでハシビロコウが触れた『ヒト』についての伏線を、終盤できれいに回収していましたね」

ば「Aパートはまるでクイズ番組かと思いきや、Bパートはさながらお料理番組になっていました」

や「おれは博士の『ヒトは道具を作り、使うことができる。我々はそこに興味がある』という発言で、高校の倫理の授業を思い出したね」

ば「『ホモ・ファーベル』か……。誰の定義だったっけ」

や「ベルクソンでしょ?」

ば「そうだ! ベルクソンだ! すご~い!!」

や「サーバルちゃんの物真似はええわ!!

 それにしてもアンリ・ベルクソンとは……アニメと哲学の親和性は高いねえ」

 

思想と動くもの (岩波文庫)

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 ば「おれ、このベルクソンは読んだよ。最初はサーバルちゃん状態ーーつまり、かばんちゃんと比較して文字が読めない――だったけど、3回ぐらい読んだらわかったような気がしたよ」

 

時間と自由 (岩波文庫)

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ば「これも途中まで読んだよ」

や「どんな内容だったの?」

ば「両方とも覚えてない

や「('A`)」

 

や「ホモ・ファーベルってのは、ベルクソン云々以前に、高校の授業で習うのであって、一般的知識の領域な気がするなぁ」

ば「アニオタにはそこが盲点であると。アニオタは一般的知識を見落としていると」

や「まぁ今回の『けものフレンズ』に関しては、そういう見立てーー『ホモ・ファーベル』に気づかない視聴者ーーもできる気がするわな」