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願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

『ReLIFE』

2016年のテレビアニメを振り返ってみよう計画

1:まず、任意のアニメの第1話を観てください。今は1話を無料かつ合法で観られる手段が色々あるはずです。

2:そのアニメの「男女の比率」を考えてみてください。

3:あなたがもし男性ならば、好みのタイプの女の子キャラが居るかどうか観察してください。

Q1:「男女の比率」は「適度」ですか?

Q2:男性の方、好みのタイプの女の子キャラは居ましたか?

 

 ……ただ、Q1とQ2を同時に満たすアニメがあるならば、勝手に観続けているはずだ。

 あくまで僕の経験則だが。

 

ReLIFE』。

 男女の比率、適度だと思う。

 好みのタイプの女の子、キャラデザの影響が大きいが、複数人いる。

 よって『ReLIFE』は神アニメである……なんて、そんな飛躍はありえない。

 ただ、「俺がいちばん好みの系のアニメだ!!」と大喝采したのは、事実である。

 

ReLIFE』は、今までにないアニメだと思った。主人公の海崎新太は本来28の年であり、つまり僕と同い年であり、同じような境遇(ニート)であった。そこがまず共感できた。

 第6話で、大神と杏が新太の部屋で「MDって何?」と問いかける場面がある。僕も高校時代は音楽を聴くツールとしてMDを使っていた。しかし現代っ子にとっては過去のツールである。僕が新太と同世代であることを実感できたシーンだった。

 そして、馴染みの声優をたくさん起用してくれたのも嬉しかった。

 

 

「馴染みの声優」というよりは、「俺の意識にもう定着してるぞ声優」とでも言ったほうがいいかもしれない。

 これは7月放映開始のアニメだが、前期(4月期)は新人声優や「まだ俺の意識に定着してないぞ声優」をメインに配したアニメが多かった。あくまで僕の印象論である。あとM・A・Oがあらゆる番組に出ていた。まあこれは誇張であるけれども、言い方は悪いが「外部」から入ってきたM・A・Oが尋常でなく演技達者であったという事実を前にして恐れおののいていた。「職業声優*1の立場が脅かされる」という危機感がマジであったのだ。まぁだからといってM・A・Oを差別する意図はまったくない。

 そういえば、上田麗奈はこの頃から「完全に定着したなあ」と思うようになった気がする。担任の先生役が沢城みゆきなのも嬉しかった。そして戸松の演技が完全に戸松だったのがなぜだか可笑しかった(←これはチラ裏)。

 

 いちばん衝撃的だったのは、EDテーマに、新太の世代、つまり僕らの世代なら誰でも知っているJPOPの楽曲を「そのまま」使っていたことだ。

 

any more……

 

 いったい権利関係をどう処理したのだろうか!? しかし「自分たちが子供の頃流行っていた曲をEDに使ったアニメが観てみたい」と僕が密かに思っていたのは事実であり、その願望はこのアニメで満たされてしまったのである。

 

 例えば『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年)では脚本やEDにあからさまにゆとり世代をターゲットとした仕込みが入っていた。『あの花』は確かに良いアニメである。しかしポケモン金銀ネタとかキッズ・ウォー3の主題歌とか若干「あざとい」と思ってしまったのも事実。そういえば茅野と戸松は『あの花』のメイン構成員だった(←本当にどうでもいい話だが)。

*1:この呼び方どうにかならないか