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願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

『ステラのまほう』

2016年のテレビアニメを振り返ってみよう計画

1つだけ、1つだけ離すな!!

 1つのアニメに決め打ちしてシーズンを過ごすことは、諸刃の剣だ。捨て身の戦法であり、失敗したら多大なリスクを被る。「今期は『◯◯◯』と心中する!」 と決めて、大失敗したことが何度あったか。

 それでも、一蓮托生と言えるアニメが、今期も出てきたのである。『ステラのまほう』だ。「『ステラのまほう』を信じきれるか?」心の声がそう呼びかけている。僕は今期『ステラのまほう』と心中している。

 

 軸になるアニメを1つ決めれば、副産物として、(軸になるアニメの)周りにも気を配れるようになる。

『神ってる』川面真也

 それにしても、なぜこんなにも『ステラのまほう』は面白いのだろうか。

 最大の要因は、演出の巧妙さだ。僕は、できるだけ監督の名前を出さないでアニメを説明しようと思っているが、橋本昌和川面真也だけは別だ。『ステラのまほう』の監督は川面真也。全部の回を監督がコンテを切っているわけではない。しかし、明らかに川面の『神ってる』演出能力が、画面には充満している。

 もっとも、ここで演出の精密な分析はしないし、できない。僕は理論に詳しくないし、分析しようとすると膨大なエネルギーを割くことになって収拾がつかない。

 

はぁん村上椎奈さん

 もう一つの最大の要因がある。それは、「好きなキャラがいる」ことだ。このアニメのキャラに悪人はいないし、全員好きだ。ただその中から一人選ぶーーというよりも、僕が惚れ込んでしまったメインキャラがいる。SNS部部長の村上椎奈さんだ。

 椎奈さんは、普段はダウナーなテンションで、ボソボソとしゃべる。ただ、喜怒哀楽に乏しいわけではない。むしろ、喜怒哀楽が激しいキャラクターだ。藤川さんと比較するとわかりやすいだろう、藤川さんに比べ、彼女がいかに喜怒哀楽旺盛であるか。

 

 例えば、昨夜の第10話では、タマにかつての画像ファイル(照先輩にいじめられている画像)を見られて、あからさまに赤面・狼狽しているし、タマに強く言われて思わず涙ぐんちゃうし、Bパートで自宅にタマ、あやめ、はーちゃんが乗り込んでからはもうずっと取り乱しっぱなしである。

 

 僕は、『ステラのまほう』に一蓮托生であり、なおかつ村上椎奈さんに一蓮托生なのかもしれない。