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願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』

プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』を4話まで観ました。年末進行ということで、年始にやっていたアニメ(俗に言う「2016年冬アニメ」)のことを忘れがちです。だからこそHDDをひたすらさかのぼって、今年1月放送の『プリンス・オブ・ストライド』までたどり着いたわけです。

 

女の子、いるよ!!

 ところで、このアニメを観たことがない人、「男しか出てこない」と勘違いしてませんか?

 ちゃんと女の子、居ますよ。というよりもほとんど逆ハーレム状態です。乙女系ゲーム原作アニメの構図に近いです。

 名前は「桜井奈々」さんって言います。まぁOP映像では影が薄いし、必ずしも奈々さんの視点から本編が描かれてるわけではないけれども……とにかく、「男しか出てこない」ってのは間違いです。

 

ストライド』はハイブリッド箱根駅伝

 ここでは、やはり、『ストライド』という、作中に出てくる独特の競技について説明が必要でしょう。

 冬なので、そうだなあ、「箱根駅伝」を想い浮かべてみてください。「障害物を飛び越える箱根駅伝」という比喩はどうでしょうか? これが『ストライド』を一言で説明するのに手っ取り早いと思う。

ストライド』ではチームを6人で組みます。ただし、走るのは5人です。もう1人はどうしているのかって? 実は「リレーショナー」っていう役割があって、文字通り司令塔です。つまり、ランナーがどのタイミングで走り出すのか等を、通信で支持するんです。そして、桜井奈々さんは、「リレーショナー」として『ストライド』に参加することになるわけなんです。うまく思いついたもんだなあ、ほんと。

 

これ、「燃えアニメ」! 

 僕はこのアニメは「燃えアニメ」だと思います。

 男性キャラが大量に出てくる時点で「ホモ」「腐女子向け」と断定してしまうのはよくない! 男同士の戦いも、同性の僕には結構アツいですよ(不純な意味ではなく)。

ストライド』という競技自体が、ジャンプして障害物を飛び越える要素もあるので、かなりアニメ向きです。アニメ栄えします。男と男の勝負は迫力満点。筋骨隆々としたキャラクターが多いもんね(これも不純な意味ではない)。

 

すぐやめてしまう門脇歩くんを嗤えますか

 さて、3話での西星学園との勝負で、主役チームの方南学園は僅差で負けてしまいます。その責任を自分が日和ったせいだと感じたのが、ランナーの門脇歩くんです。彼は障害物を飛び越えるのをためらってしまい、結果的にそれが方南の敗北の原因となってしまったのです。

「お前のせいじゃない」と周りは暖かくフォローするのですが、歩くんは思い詰めてしまいます。自分のフィジカル、そしてメンタルの軟弱さを自覚した歩くんは、同学年の小日向穂積くんに居残り特訓を願い出たりと、いろいろ努力するのですが……。

 

 僕は、歩くんの気持ちが、痛いほどわかります。僕も、3話の西星戦での歩くん同様、「途中でやめてしまう」クセがあるからです。

 途中で日和ってしまう、ためらってしまう、やめてしまう。思えばこの10年間の東京暮らしはその繰り返しだったような気がします。途中で日和ってしまう、ためらってしまう、やめてしまう、これは本人の「気性」に由来すると思うのですが、動物でも人間でもそこは同じですね、ともかく、歩くんの「途中でやめてしまう」特性を、嗤うことは僕的には出来ないなあ。