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願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

S極とS極

数年前、某氏に「きみは攻撃的な性格だね」と言われたことがある。そういえば、大学のカウンセラーさんと初めて会った時、「口調が攻撃的だ」と言われたこともあった。自分が攻撃的な話し方をしているということに、その瞬間まで気づかなかった。人に言われないと、自分の中の攻撃性に気づけない。

 

かつて「ばると」(@barthes1980)と名乗っていた時、ツイートのほとんどが攻撃的な意味を帯びていた。アニメ作品や声優、制作者、スタジオを名指しで批判していた。アニメを観て腹が立ったら、夜通し罵詈雑言を連投する勢いだった。

 

同族嫌悪とはよく言ったものだ。今でも、攻撃的なアカウントはTLにあとを絶たない。磁石の同じ極同士は反発し合う。そういった攻撃的なアカウントを除外したリストが、今の僕の事実上のタイムラインだ。

 

ネット弁慶とはよく言ったものである。他者の顔が見えないと、攻撃的なことでも言えてしまう。僕はいまデイケアに通っている。デイケアでは他者の顔が見えるので、狂気を落ち着かせることができる。自分の中の攻撃性がひとまず引っ込んでいる。

 

攻撃的なアカウントは事実上リムーブしているということを書いた。ただ、彼らから気付かされたことがある。それは「気性」の「多様性」だ。
タイムラインには、いろいろな「気性」の「人格」がいる(それがネット上の人格であっても……)。人間の気性が多様であること、そんな当たり前の事実に気付かせてくれたのは、実は攻撃的なアカウントのほうだ。攻撃的な気性はツイートの文体に滲み出る。

できればそういうアカウントは無関係でいたいが、彼らの攻撃的なツイートからは教えられることが多かった。

 

今の僕は、アニメ作品よりも、キャラクターに興味がある。もっと言えば、キャラクターの「気性」に興味がある。攻撃的な気性のキャラばかりではない。だが、攻撃性と優しさが表裏一体ということもあるだろう。