願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

ノイタミナから遠く離れて~CX系アニメ考~ 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』3

 

 

週刊Gallop(ギャロップ)という競馬雑誌がある。きょう発行の10月2日号の「井崎競馬史料館」という連載で、『こち亀』が紹介されていた。

 

馬風俗研究家の立川末広によると、主人公の両津勘吉神田明神でお参りをしたあと馬券を買ったら、なんと史上空前の超大穴を的中。しかも、当たったのが両津勘吉ただひとりで、何百億円という払い戻しを独り占めした勘吉は、アフリカの高地に広大な土地を買って牧場を開設。サラブレッドを低酸素トレーニングで鍛え上げ、自ら騎手となって凱旋門賞を制覇、その馬の名は「カメアリ」ーーそういう話があったと言い張るのだが、ホントかなあ。

(「週刊Gallop」10月2日号79ページより引用) 

 

こち亀』(アニメ版)といえば日曜夜である。

そして、『こち亀』放映の4時間前には、フジテレビ系列では競馬中継が放映される。

僕が生まれ育った地域は西日本だったので、競馬中継のタイトルは「ドリーム競馬」だった。

僕は、中学2年から高校卒業まで、「ドリーム競馬」を毎週欠かさず観ていた。

 

きついスイミングクラブの練習がいやになり、やめた。今でもスイミングに通う悪夢を見るので、よっぽど根に持っているのだろう。スイミングをやめたのが中学1年の終わり頃だった。以降、急激に僕は精神のバランスを崩していく。

 

中学2年の春、親父が単身赴任でついに手に入れたマイホームを去るのと入れ替わるように、我が家にケーブルテレビがやってきた。

最初の1ヶ月は全チャンネル無料放送だった。チャンネルの中に「グリーンチャンネル」も含まれていた。グリーンチャンネルは、競馬専門チャンネルである。今も、グリーンチャンネルを流しながらこの記事を書いている。

2002年のことだ。桜花賞皐月賞が2週連続で大波乱となり、同級生と「100円が5万円になった!」とかはしゃいでいた。ただ、僕はギャンブルとしての魅力というよりも、純粋に競技としての魅力に惹かれた。名馬列伝とか、そういうのを買い漁った。平日昼間のグリーンチャンネルのノンスクランブル放送を、欠かさずVHSに録画した。

馬券を買い始めると、競馬の魅力は半減する、なんて言いすぎだろうか? 現在、ニコニコ生放送では、南関東競馬の全レースを無料配信してくれている。今日は船橋競馬のナイター競走だった。最終レースが熱かった。繁田の馬が向こう正面でマクった所からレースが動き始め、直線では壮絶な叩き合いとなった。けっきょく、矢野の馬が差し切ったのだが、結果は副次的なものにすぎない。なぜなら馬券を買わずに観ていたのだから。競馬は馬券を買わなくても楽しめるのだ。

 

次回は、中央競馬JRA)に話を戻そう。