願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

ノイタミナから遠く離れて~CX系アニメ考~ 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』2

こちら葛飾区亀有公園前派出所』という作品そのものを分析するのではなく、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が放送されていた8年間の経験を語ろう。とくに日曜日のことを語ろう 

ノイタミナから遠く離れて~CX系アニメ考~ 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』 - 願いがいつか叶うまで

 

日曜の朝は早かった。当時祖父の家に居候していた一家4人は、布団を並べて一緒の部屋で寝ていた。幸いなことに、部屋にはテレビがあった。7時からの『ニャニがニャンだー ニャンダーかめん』、7時30分からの『未来戦隊タイムレンジャー』は観ていた。タイムレンジャーは恋愛ドラマ路線が強く、妙に母親がハマっていた。

 

 

 

水泳がある日は、もっと早起きだった。スイミングの選手育成コースに入ってからは、日曜に朝練があった。親父の車に載せられ、デパートの最上階にある某スイミングクラブに向かった。そんな時間に開店してるわけがないので、デパートの裏口から入るのである。スイミングに向かう車内では、なぜか幸福の科学*1の宗教番組『天使のモーニングコール』が流れていた。毎週大川隆法が「説法」をする。唯物論を批判するのである。「唯物論って何?」車を運転する親父に、無邪気にそう問うていたあのころ。

 

朝練が終わり、デパートが開店する。階下まで、今は亡き祖父が迎えに来ている。祖父には、1Fの喫茶店で、よく甘いものを食べさせてもらったーー。

 

親父は、あまり僕を友達と遊ばせなかった。上級学年になるに従い、水泳の練習に連れて行かれている頻度が増えた。

それによって「人間性を破壊された」、という悪魔のような一言を言うつもりはない。

 

スレイヤーズTRY』を観ている最中に、山の中にあるプール(最近わかったことだが、日本財団が運営していたようだ)に連れて行かれた記憶。

そして、日曜朝の車内での、『天使のモーニングコール』を聴かされた記憶。

15年以上前の記憶に固執してどうする。しかし、脳にこびりついて離れない「記憶の固執」……。

*1:そのころ、幸福実現党という政党はなかった