願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

近年の全日帯アニメを考えるまえに

2007年度に放映開始した全日帯アニメ

 

無恥の恥

 『天元突破グレンラガン』と『電脳コイル』を観ていない。

 

 10代の頃は、「これは観なければならない」という作品は、観なければ気が済まなかった。ところが、年を取るに連れて、そういった義務感が段々と萎えていった。

 

 いつのまにか『天元突破グレンラガン』と『電脳コイル』は「観なければならない作品」の立場になった。この2作品を観ていないという負い目を、現在までずるずると引き摺ってしまっている。

 

 しかしながら、観ていない作品を「観た」と言い張るよりは、謙虚に「観ていません」と言うほうが、正しいと思う。たしかに「観なければならない作品」を「観ていません」というのは負い目であり、恥である。しかし、観ていない作品を(これは観たと言わないとナメられるから)「観た」と強情に言い張るのは、恥の上塗りである。

 

 自分に嘘をついてはいけない。

 自分はたしかに『天元突破グレンラガン』と『電脳コイル』を観ていない。それは忸怩たることではある。だが、『天元突破グレンラガン』と『電脳コイル』を観ていないという事実を、自分は今自覚している。無知の知。正直者が馬鹿を見るのは嫌だ。

 

丁寧に負けろ

 丁寧に負けなければならない。

 

 今まで、アニメの情報を整理するにあたって、「これはカッコに入れてもいいだろ」という作品をネグレクトし、適当にあしらっていた。

 

 具体的に言うならば、2007年度の全日帯アニメだと、『シュガーバニーズ』『やさいのようせい』『ハローキティ りんごの森とパラレルタウン』『まめうしくん』『デュエル・マスターズ ゼロ』『流星のロックマン トライブ』……こういった作品から眼を背けていた。あってないものだと思っていた。

 

 しかし、アニメの情報を整理するときは、丁寧でなくてはならない。『シュガーバニーズ』『やさいのようせい』『ハローキティ りんごの森とパラレルタウン』『まめうしくん』『デュエル・マスターズ ゼロ』『流星のロックマン トライブ』……こういった作品は、あまり観ているひとがいない。しかしながら、これらのアニメが放映されていたというのは厳然たる事実であり、格下として扱うのは間違っている。

 

 もちろん、こういった作品を観ているわけではない。その点では俺の負けだ。ただ、どうせ負けるなら丁寧に負けたほうがいいと思うのだ。その点、今回はきちんと情報を整理できたように思う。