願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

寿司屋で語る世界史2・エジプト

トロツキー四大文明っていうと、メソポタミア文明インダス文明中国文明・・・だめだ、あとひとつが出てこねえや」

ばふちん「エジプト文明だよ」

トロ「m9(゚д゚)っ ソレダッ!!」

ばふ「エジプトにナイル川っていう大河があってな、ナイル川のお恵みを受けて農業が発展したんだよ。

 ナイル川は毎年定期的に氾濫するから、治水*1のために大量の労働者が必要だったんだ。そして、その労働者を統率する指導者も必要だったんだ」

トロ「王様か」

ばふ「王様だ。『ファラオ』って言うんだけど」

トロ「あれだろ、クフ王とか、ツタンカーメン王とかだろ」

ばふ「そうだな、クフ王の墓といわれているギザにあるピラミッドは有名だな」

トロ「あれ、ツタンカーメンのピラミッドはないの」

ばふ「ないよ」

トロ「あ、そう」

ばふ「白子」

トロ「はいよ」

 

ばふ「そもそもピラミッドってのは古王国の産物なんだ」

トロ「古王国?」

ばふ「古代エジプトの歴史は大きく3つに分けられるんだ、古王国/中王国/新王国。クフ王は古王国のファラオだけど、ツタンカーメン王は新王国第18王朝のファラオだよ」

トロ「18って・・・いったいいくつ王朝があったら気が済むんだよ」

ばふ「ぶっちゃけ高校世界史的にはツタンカーメンってあんま重要じゃないんだけどな。

 話を戻すと、古王国/中王国/新王国でそれぞれ首都が違うんだ。

 古王国はメンフィス

 中王国はテーベ

 新王国は最初テーベだったんだけど、アメンホテプ4世っていう王様が、何をトチ狂ったか、突然「いまの神々たちを崇めるのはやめて唯一絶対神の『アトン』だけを信じろ!!」って言い出して、テル=エル=アマルナに遷都しちゃうんだ」

トロ「せんとくんの遷都か。日本の奈良時代平安時代みたいだな。

 それにしても、アメンホテプ4世はなんで『アトンだけを信じろ!!』って思ったんだろう」

ばふ「テーベの神官勢力を抑えるため*2だったらしいよ

 古代エジプトは基本多神教なんだけどな」

トロ「あれか、日本で言う『やおよろずの神々』ってやつか」

ばふ「近いね」

トロ「しかし、アメンホテプ4世って王様はそうとうイカれてるな」

ばふ「ロックだね」

トロ「むしろパンクじゃないか」

*1:氾濫などの害を防ぎ,灌漑,運輸,用水の確保など,その利用目的にかなうように水を統制すること。狩猟生活や原始的焼畑耕作生活から離れて平地での生活を行うようになって以来,人類はときに増水して氾濫する川との戦いを余儀なくされ,治水事業に重大な関心を払ってきた。 

治水(ちすい)とは - コトバンク

*2:斎藤整『タテから見る世界史 改訂版』学研 より