願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

電撃文庫原作TVアニメを勝手気ままに振り返る 第3回『ブギーポップは笑わない』(中編)

 

 

わたしは、中学の図書室にあった本は、死んだ作家の本以外はあらかた読んでいたので、当然の事ながら『ブギーポップ』シリーズも、図書室にあった分は全巻読んでいました。

やはり、中学生ぐらいの年代にフィットする小説形態だったのだと思います。

(早熟な子供だったら、純文学を読むのでしょうが)

新城カズマ氏の本で、「ライトノベルは中学生向けに書かれている」という記述を読んで、なるほど、と思いました。

ライトノベルという概念が一般化した今、「ライトノベル特有の文体の拙さ」という点は、さほど昔に比べ議論されなくなっている気がしますが、高校・大学時代のわたしは、ライトノベルの文章のしょぼさが、どうも気になって仕方がありませんでした。

高校2年の頃には、読書の関心がもう純文学に移行していました。

ライトノベル」という概念を強く意識するようになったのは、高校3年の時(2006年)だったと思います。つまり、『涼宮ハルヒの憂鬱』が爆発的に流行っていた頃です。

角川スニーカー文庫の『涼宮ハルヒ』、電撃文庫の『灼眼のシャナ』、富士見ファンタジア文庫の『フルメタル・パニック!』、MF文庫Jの『ゼロの使い魔』などが刊行されていましたが、まだこの頃はレーベルの数が少なかった。

ガガガ文庫が生まれる前の話です。

いちばんわたしの心に食い込んできたのは、電撃文庫の『イリヤの空、UFOの夏』でした。『ブギーポップ』シリーズは、一世代前の作品に成り下がっていました(といっても初版が『フルメタル・パニック!』と同年なのですが……)

 

次回はいよいよアニメ版に触れようと思います。