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願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

深夜アニメプレイバック3・1998年その1『トライガン』

忘却のウルフウッド

ばふちん「前回(1997年)は、本編映像を観ないでOP映像と枠だけで語っているのを、やこぶそんに突っ込まれたから、今回はバンダイチャンネルで何話か本編映像を観てみたよ」

やこぶそん「昔『アニメを実際に観ることの大切さ』を説いて大炎上した人間が……」

ば「なんか言った? (#^ω^)」

や「ぐぉぉぉぉぉっ……(首をばふちんに絞められて)わ、わかったから、もう離せ、話せばわかる」

ば「『トライガン』を観たんですよ、『トライガン』を」

や「(ようやく解放されて)ふぅ……」

ば「昔AT-Xでやってたのは、ぼんやりと観ていたのね、『トライガン』」

や「小野坂昌也が主役のやつだろ」

ば「ヴァッシュな。ほら、ウルフウッドっていただろ、ウルフウッド」

や「青黒い服の十字架背負ったやつ?」

ば「まあ、そうだな。

 で、ここからが肝心なんだが、俺はさっき『トライガン』を観直すまで、ウルフウッドの喋り方を忘れていたんだよ」

や「喋り方?」

ば「ウルフウッドが関西弁で喋っていることを忘れていたんだ」

や「完全に内容忘却してるやん、『トライガン』の」

ば「如何に、かつて『トライガン』をちゃんと観てなかったか、ってことだな」

や「『神秘の世界エルハザード』って知ってるだろ」

ば「無論」

や「あれなんか典型だろ。OP映像しか観てないと、主人公が関西弁使うってのがわかんないだよ。

 お前もつい最近までそうだったろ」

ば「アニメを実際に観ることの大切さ、きちんと観ることの大切さ」

ミスター味っ子』と『トライガン

ば「俺、最近バンダイチャンネルで『ミスター味っ子』を観てるんだけど--」

や「味っ子がどうかしたか」

ば「いや、『ミスター味っ子』の後に『トライガン』観ると、線の太さ細さとか、色合いの濃さ薄さとか、全然違うって事を認識するんだよね」

や「そりゃそうだろ。

 年代も、制作会社・スタッフも、原作者も違うんだし。

 そもそも『ミスター味っ子』は少年漫画が原作で、『トライガン』は青年漫画が原作じゃないか」

ば「そう! そこなんだよ。『トライガン』放映時の原作『トライガン・マキシマム』は、青年漫画雑誌のヤングキングアワーズに連載されていた。

 青年漫画をアニメが表現できるようになっていたんだ」

(補足:『トライガン』は当初『月刊少年キャプテン』(廃刊)で連載が始まっており、分類上は少年漫画であった。)

 

や「そんな単純に言っていいのかねえ」

ば「(;´Д`)」

や「『トライガン』の前にアニメ化された青年漫画なんていっぱいあるだろ」

ば「(;´Д`)

 いや、『トライガン』本編映像のね、線の細さとかが、なんかこう、スタイリッシュで、『ミスター味っ子』の脂っこさとは違うなあ、と」

や「言いたいことはなんとなく分かるよ」

ば「で、重要なのは、これ、テレ東の深夜枠だったんですよ」

や「(また枠の話かよ……)」

ば「で、ちょうど同じクールに、同じ放送局で、『カウボーイ・ビバップ』ってアニメが始まるんですよね……(含み笑い)」

(続く)