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願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

「4000字埋めるチャレンジ」! 第1回「高校の日本史」

 昨日は4000字制限でアニメを語ることにチャレンジしたので、今度は「やりにくいお題で4000字をなんとか埋める」チャレンジをやりたいと思います!

 

  • できるだけお題は狭い範囲もしくは抽象的なものにする
  • 4000字に達せなかったら「ギブアップ」申告

 で、今回のお題は、抽象的な「高校の日本史」というお題になりました!

 

 

 

 それでは始めたいと思います(もうこの時点で文字数はカウントされています)。

 ファイッ!!

 

 

 僕の高校では、2年のとき「日本史B」が必修だったと思います。担当の先生は、高校の先生にしては珍しく? アカデミックな方で、授業はさながら大学の講義のようでした。

 実を言うと、僕は「日本史B」が苦手でした。テストの点数も「世界史B」のほうがいつも高かったです。

 小学校の頃は、いつも休憩時間に図書室で「学習漫画 日本の歴史」を読んでいて、中学の歴史のテストはいつもほぼ満点だったのに、どうして?

 思うに、「漢字を書くのが苦手だった」というのが、最大の理由だったように思います。「世界史だって中国史があるじゃないか!」ごもっとも。だとしたら、(当時は)世界史の魅力が日本史を上回っていたというのも、最大の理由として挙げられるでしょう。

 中学のテストでは、漢字をひらがなで書いても正解でしたが、高校になると、必ず漢字で書かなければならなかったので、苦手でした。

 それに、高校日本史は、「中学までやっていた日本の歴史をもう一度やらされる」というコレジャナイ感が強かった。しかも、カリキュラムの事情で、南北朝時代までで必修の日本史は打ち切られてしまったのです。僕はためらいなく好きで得意な世界史を選択しました。それに、僕が日本史でいちばん興味があったのは近現代史のほうだったのです。

 

 だから、室町時代以降、とくに近世以降の日本史は、大学に入ったあとで自力で勉強しなければならない羽目になりました。もちろん、高校レベルの日本史です。

 大学2年のころ、学校にも行かず、かといって下宿に引きこもっているのもつまらないので、中野駅近くの某喫茶店で、高校日本史の参考書をひたすら読んだりしていました。『ナビゲーター日本史』『石川の日本史実況中継』……もちろんこのあたりは読みました。とくに近代以降に力をいれて。

 

 なぜそんな近現代史(とくに近代史)にこだわるのか? ルーツは、小学校低学年の時期に遡ります。

 地元のいちばん大きな本屋で、親父に「学習漫画 日本の歴史」を買ってもらったことがありました。親父は、どうせ読むのなら原始時代から……と、第1巻「日本のあけぼの」(たぶんそういったタイトルだったはず)を選ぶことを薦めました。

 しかし僕は、「大正デモクラシー」の巻の表紙になぜだか強く惹きつけられ、「大正デモクラシー」の巻を買ってほしい、とねだりました。「それでも原始時代から勉強するほうがいいんじゃないのか」と親父は言いましたけれども、けっきょく「大正デモクラシー」の巻を買ってもらいました。

 

 もう、Amazonで検索しても、書影が出てこないのが残念です。たぶん、表紙に描かれていた、電話や蓄音機に強く惹かれたのだと思います。この「大正デモクラシー」の巻は、現在に至るまで僕の愛読書です。

大正デモクラシー」といっても、大正天皇が死んで終わり、普通選挙法と治安維持法が同時に成立して終わり……といったわけではなく、昭和初期も扱っていました。たぶん、浜口雄幸が狙撃されるあたりまで描かれていましたから、昭和恐慌までを扱っていたのだと思います。その次の巻が、いわゆる「十五年戦争」の巻で、満州事変が語りはじめだったんだろうと思います。

 

 さて、当初、といっても大学生の僕は、明治初期(西南戦争・紀尾井坂の変以降)から、あらためて日本近代史を勉強することになりました。

 実は、個人的に太平洋戦争終戦以降の歴史(つまり現代史--)には多少自信がありました。日本現代史です。1945年から、1988年まで、つまり終戦から僕が生まれるまでの出来事にものすごく興味がありました。何しろいろいろな関連書籍が出ていましたからね。でもそれは当然のことであって、「この年にこの事件・事故があった」もっと狭い範囲で言うと「東京タワーはこの年にできた」「東京オリンピックはこの年に開催された」「新幹線・高速道路はこの年にできた」「この年に東大の入試が中止になった」「この年によど号ハイジャック事件三島由紀夫の割腹自殺があった」「ロッキード事件田中角栄が逮捕された」「大平総理は在任中に死んじゃった」「中曽根内閣の時期に電電公社国鉄と専売公社が民営化された」とか、いちいち暗記しておりました。

 これはすべて日本国憲法の体制下(もちろん現在もそうですが)で起こったことであって、僕は「日本国」は知っていても「大日本帝国」は知りませんでした。

 だから大日本帝国憲法下でどんな事態が進行していたのかということに関する知識はガバガバでした。「お前大正時代が好きじゃなかったのかよ!?」でも、僕が大正時代に惹かれたのは、主に”文化”の部分であって、現在のような国民の暮らしができあがったという意味で、件の学習漫画を愛読していたのです。原敬が暗殺される描写はありありと覚えていますけど。

 

 ところで、なぜ「日本史」は、現代に近づくにつれて、人物(とくに政治家)をピックアップしなくなっていくのでしょうか?

 例えば、山県有朋は、伊藤博文大隈重信板垣退助に比べて知名度が低い(独断と偏見)ですよね? 伊藤博文は初代総理大臣、大隈重信早稲田大学板垣退助は「板垣死すとも自由は死せず」と、キャラが非常に立っておりますけど、山県有朋は近年までおもに負の側面で知られていましたから(独断と偏見)、存在感が薄いのは否めません。近年になって山県の再評価が進んでおりますが、僕が小学生の頃は、長州藩出身者といえば吉田松陰高杉晋作木戸孝允伊藤博文、このあたりまでで、たぶん山県の山の字も知らなかったんではないでしょうか。

 それから山県と同じ長州閥の桂太郎日露戦争のときの内閣総理大臣なんですけど、むしろ「大正デモクラシー」を愛読していた僕には、「大正初期に第一次護憲運動で失脚してしまったひと」というイメージが定着してしまっていて、長い間僕の中でも過小評価だったのです。桂太郎と交互に政権を担当していた西園寺公望なんか、恥ずかしながら、大学に入ってから名前を知った人物です。そもそも、「元老」なるシステムを知ったのも、大学に入ってからでした。ぼくは日本近代史について知っているようで何も知らなかったのです。

 大正時代に限定しても、「米騒動」は知っていても、「米騒動のときに誰が首相だったか」なんて知りませんでした。言うまでもなく米騒動のときの首相は寺内正毅です。「寺内内閣は米騒動の責任をとって総辞職した」とか、そういう歴史の展開みたいなもの、因果関係--そういったものにあまり気を払っていなかったのでしょうか。

 寺内の後任の原敬内閣が「日本初の政党内閣」とか、かなり致命的な歴史認識の誤り(半分正解・半分不正解)も犯していて、振り返ってみれば、詳しいと思っていたはずの大正浪漫の知識もかなりガバガバでした。「隈板内閣」とか知らなかったんですね。歴史を流れで観ようとしなかった。

 

 あと900字ですか……。

 原敬が暗殺されたあとに話を進めますと、後任は高橋是清でしたが、言うまでもなく大蔵大臣としての業績のほうが有名な人でした。首相が暗殺されるという緊急事態だったので、自分以外の閣僚が全員留任という、いわゆる「居抜き内閣」。

 そういえば高橋是清も結局二・二六事件で暗殺されるんでしたね。『暗殺教室』という漫画が最近まで「週刊少年ジャンプ」で連載していましたが、”暗殺”ってみんなの想像以上に頻繁に起こるんですよ。平和ボケというか、なんというか……明治・大正・昭和を通して、政治家に限っても何人暗殺されたことか。大久保利通はもちろんのこと、伊藤博文のあとだけでも、有名所だけでも原敬井上準之助犬養毅斎藤実高橋是清、戦後は浅沼稲次郎が『テロルの決算』で有名ですよね……実業家だと団琢磨が有名でしょうか。ところで『血盟団事件』ってなんか中二病みたいな響きに見えるのはわたくしだけでしょうか(←「人が死んでるねんで!」)。

 小林よしのりが『ゴー宣』で自分が暗殺未遂を受けたと告白しておりますが、暗殺って、みんなが思ってる以上に身近な話なんですよね……。そういえば、村井秀夫が殺されたときのNHKの中継を見た記憶がうっすらと。あと、長崎市長が射殺されてから、もうすぐ10年ですか……。

 

 きな臭い話題はここまでにしておきましょう。

 何の話でしたっけ。高橋是清の次の首相は加藤友三郎です。でも加藤友三郎は在任中に病死してしまいます。9月1日は防災の日、なぜ9月1日が? というと、関東大震災が起こった日だからです。なんとこの時日本政府に首相は(実質)不在でした。震災をうけて、翌日(9月2日)に、シーメンス事件で一旦は首相を降りた山本権兵衛(「ごんべえ」と読むのか、「ごんのひょうえ」と読むのか、どっちがいいんでしょうか?)の内閣が組閣されました。第二次山本権兵衛内閣は、虎ノ門事件の責任をとって総辞職しました。そういえば、虎ノ門事件も大学に入ってから知った事件でしたね……。

 その次の首相が清浦奎吾です。「超然主義」で有名ですね。

 

パンパカパーン!

おめでとうございます、4000字到達です!

 

 ああ、なんとかなった……。

 案外行けるもんですね、4000字埋めるの。正直「次に何書こうか?」とか、ちょっと行き詰まっていたんですが。なんとか文字を埋めることはできたようです。

 反省。あまりに脱線しすぎてまとまりがない。まぁ、いつものことです……( ´ー`)y-~~

 今は、とにかく4000字埋める「体力」をつける段階ということで、許してくだされ(どこかから「絶対に許さない!」という声)。

アニメ4000字チャレンジ! 第1回『機動戦士ガンダムSEED』

 今回から新企画を立ち上げます!

 

 題して『アニメ4000字チャレンジ』

 

 企画概要:過去に観たアニメを語る。ただし4000字以内で。

 

 4000字。原稿用紙だと、ちょうど10枚です。

 ブログという性質上、長過ぎる記事はなかなか読んでもらえませんよね。

 なので、文字数に「上限」を設定したわけです。

 ちなみに、今書いている前説も、4000字のなかに含まれています。

 文字数は、はてなブログの編集画面に表示されるので便利です。

 

 それでは、栄えある第1回の対象作品は……

 

機動戦士ガンダムSEED

 

 です。

 

 

 

 

それでは開始!!(ゴングが鳴る音)

 

 まず、僕がどういった流れで『機動戦士ガンダムSEED』を観ることになったかどうかというのを説明したいと思います。

 地上波では2002年10月に開始されたアニメですが、僕が全編を観たのは、翌年の番組終了後でした。

 つまり、後番組の『鋼の錬金術師』は、すでに始まっていたということになります。

 2003年は、中学3年の年。高校受験のため、僕は、近所にある塾に通っておりました。

キッズステーション」っていうスカパーのチャンネル、ありますよね? 僕の記憶が正しければ、CS放送で最初に『ガンダムSEED』を放映したのは、キッズステーションでした。しかも平日夕方の日替わり放送。つまり、月曜から金曜まで毎日『SEED』を放送していて、なおかつリピート無し、つまり一日見逃すと翌日は次の話がもう始まってしまう(つまり話数が飛び飛びになってしまう)編成でした。当時の「キッズステーション」は、こういった平日ベルト編成が(すでに地上波で終わったアニメに関しては)むしろ主流でした。

 で、2003年、既にケーブルテレビは通っていて、無料で「キッズステーション」を観ることができました。

 当時の僕はなんでも実際に観ないと気がすまないタチで、「これは話題作だから観ておこう」と思って番組をチェックしていました。もう処分されてしまったと思いますが、僕の実家には長らく『デジモンアドベンチャー』や『カレイドスター』のCS放送分を録画したVHSビデオがありました。そして、「話題作だからこれは録画しよう!」と思って、ビデオデッキを繋いで、塾に行く前の時間に、録画しながら『SEED』のキッズステーションでの放送を観ておりました。だから、しばらく実家には僕が『SEED』を録画したVHSビデオが残っておりました。東京から帰省した折、その『SEED』が入ったVHSビデオを再生してみたりしました。もちろん全編を観ようとは思いませんでした。僕は当時スタッフの名前を覚えはじめた頃で、「このアニメーターがこの回の作画監督(原画)を担当している」というような点に注目して、録画した『SEED』のエンディング映像をチェックしておりました。

 

 話を巻き戻しますと、僕は1年遅れで(ただし急ピッチで)『SEED』を観ていたということになります。

 当時のキッズステーションとTBS系列局は昵懇だったらしく、TBS・MBSCBC製作のアニメが大量にキッズステーションに「下りて」きました。

「あなたの地元にはTBS系列局があって、『SEED』をリアルタイムで放映していたのに、なんで地上波で観なかったの?」こういうツッコミが入るかもしれません。

 僕の部屋にはテレビがありませんでした。週末の夕方ともなると、居間にしかないテレビはチャンネル争奪戦となり、争いを好まない僕は家族が観たい番組を優先させてあげていました。土曜の18時です。裏番組にどんなのがあったかもう覚えていません。

 ただ、その頃は『SEED』に詳しくなかったにもかかわらず、「家族で観ると気まずいような描写がある」というような情報があたまに入っておりました。

 アニメ雑誌の表紙は、平井久司の絵で埋め尽くされ、賞レースも総なめ。『SEED』関連楽曲は軒並み売れ、特に玉置成実(OP3・OP4を歌唱)にとっては出世の足がかりとなりました。

 僕は2ちゃんねるをもうその頃から(親に隠れて)閲覧していたので、『SEED』の評判がいかに悪いかを知っておりました。そして「家族で観ると気まずいような描写がある」というのもあたまにはいっておりました。

 ですが、ネットの評価はしょせんネットの評価です。

 僕は実はこの通称『土6枠』(のちの日曜17時枠)にあまり思い入れがありません。かといって評価していないかというと「否」で、『鋼の錬金術師』(水島精二會川昇版)なんか「よくこの時代にこんなの作ったな~!」と感嘆した次第です。ただ、「よくこの時代に~」という枕詞の通り、大学生になってから観たんですけどね。

 で、『SEED』に関しても、悪印象はとくに無いんですね。むしろ「4クールアニメの長い流れ」というのを堪能しておりました。ただ、『鋼の錬金術師』の後番組『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』、あれは無いわ、と当時思った。『DESTINY』は地上波放送を全部録画して観たんですけど、最終回で「オレの時間を返せ!!」と思った、たぶん最初で最後のテレビアニメじゃないかな。

 

 いや、『DESTINY』の話はもうやめておきましょう。『SEED』の話でした。このアニメ、繰り返すようですが、土曜18時からの放送だったんですけど、この枠で思い浮かべるアニメと言えば、ズバリ『ZOIDS ゾイド』。新世紀のほうじゃないですよ。ジェネシスでもないです。ただ、『ゾイド』の本放映当時、土曜の夕方は毎日スイミングスクールがあって、それに行かなきゃならないので、実は僕『ゾイド』をリアルタイムでは観ておりません。これもやはりキッズステーションで後追い視聴したアニメでした。

ゾイド』にもたしかに戦争色はありました。ただ、わずか2年後に枠が様変わりして、残虐シーン流すわ不純異性交遊流すわ遺伝子がどうとか言いだすわ幼女がキメラになるわ第1話のゲストが強姦されるわ(何か別の番組混じってるぞ)、何よりこんなに登場人物が死にまくる枠になるとは思いもよりませんでした。

「『日5枠』(旧『土6枠』)は他の全日帯アニメとは違って対象年齢が高く、売り方も深夜アニメみたい~」というような認識を持たれている方も少なくないと思います。僕も最近まではそういう考えでした。ただ、よくよく考えてみると、とくに初期の『土6枠』アニメは、「番組」としての要素も兼ね備えていました。ピンとこない方は、3話までの『機動戦士ガンダムSEED』や、『鋼の錬金術師』10話の声優クレジットを確認することをおすすめします。

 

 さて、ようやく『機動戦士ガンダムSEED』の内容を掘り下げていきたいところなのですが……。

 貴方は、「キャラクター」と「ロボット」のどっちが主でどっちが従だと思うでしょうか?

 人によって、答えは変わると思います。「どっちが主でどっちが従かなんて選べない」という方もいるでしょう。

 例えば『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)には、シャア少佐のような超強烈なキャラクターもいる一方で、それまでのロボットアニメにはなかった「モビルスーツ」「モビルアーマー」といった如何にもオタク心をくすぐるようなメカも出てくる。

「メカと美少女」というフレーズは定着していて、『メカビ』というかつて講談社が発行していた雑誌の名前の由来にもなった。ロボット(メカ)か、キャラクター(美少女)か、二択を迫るのがそもそもおかしいのかもしれない。

 それでも、この『機動戦士ガンダムSEED』を説明する上で、どっちを優先させるかというとーー。

 僕は、敢えて『ガンダムSEED』に出てくるモビルスーツモビルアーマー・戦艦など、メカニックの話のほうを先にしたい。

 何故か?

ガンダムはどうやって操縦するんだろう?」と思ったこと、ありませんでしたか? 僕はありました。例えば劇場版ファーストガンダムを観ていて、「アムロはどうやってガンダムを操縦しているんだろう」という妄想を抱いたりとか。「いや、それは劇中で描写されてるでしょ?」たしかに。でも、完全に描写されているわけではない。『SEED』でも、例えばキラ・ヤマト(主人公)がストライクガンダムフリーダムガンダムをどうやって操縦しているか、不完全にしか描写されていない。不完全にしか描写されていないから、オタクの妄想はふくらむのです。

 あんまり理由になっていない気がしますが、「ガンダムをはじめとした『モビルスーツ』などへの興味が先に立つ」という観点から、僕としてはメカニックのほうを先に説明したい。では、どれを説明すればいいのか?

 

 ひとまず、1クール目のOP(『Invoke インヴォーク』)に出てくるモビルスーツモビルアーマー・戦艦について説明したい。なぜ本編にしないかというと、このアニメは話の進行が遅いのです。例えば、ムウ・ラ・フラガ大尉が、キラ・ヤマトに「自分のモビルスーツは自分で整備するんだ(意訳)」という風なセリフがあって、これは明らかにTV版ファーストガンダム2話のブライトさんとアムロのやり取り(そして確執の始まり)のオマージュなわけなんですが、『SEED』だとこの描写が4話に来るのです。しかも4話の時点でモビルスーツ

ストライクガンダム

イージスガンダム

・ジン

シグー

 しか出ておらず、OP1に出てくる残りのザフト軍のガンダムはまだ出てきておりません(ただし、ストライクガンダムは「エール」「ランチャー」「ソード」の全バージョンが既に登場しており、さすがにたくましいなあ、と思うわけですが)。

 

 

『ピピーッ!!』

 

!?

 

「4000字を超えました。残念ながら文字数オーバーです」

 

 本当だ!! 4100文字もう超えてる!!

 

 ……残念ながら、「4000字チャレンジ」の第1回は失敗のようです。モビルスーツについてもキャラクターについても語れないなんて、失敗以外の何物でもありません。

 

「これは教育やろなあ」

「もっと文章力磨かんとなあ」

 

 

(´;ω;`)ウッ…

祝・200記事到達!! 100番台の記事を振り返る!(その1)

 というわけで200個目の記事です。去年は130本しか記事が書けませんでしたが、今年はこの調子で行くと300本を軽く超えるペースです。見てろよ◯◯!! 絶対このブログで1000本記事書いてやるからな!!!

 

……自画自賛と冗談は置いといて。

 ジャズのアルバムシリーズの『ブルーノート』ってありますよね。『ブルーノート』の「4000番台」には名盤が多い、ってよく言われてますよね。

 

Moanin

Moanin

 

 

↑の『モーニン』ってアルバム、今まさに僕はこれを聴いていて、世界で最も有名なジャズアルバムのひとつだと思うんですが、ブルーノートの4003番、まさに黄金の4000番台のアルバムであります。

 

 まだまだジャズ幼稚園に入りたての僕ですけれども、4000とは言わないまでも、「ブルーノートの4000番台」みたいに、たくさんブログ記事を書いて、「『願いがいつか叶うまで』の◯◯◯番台」といつかは呼ばれるようなブログにしていきたい。

 

 で、ここからが本題なんですが、ブログの「総集編」をやってみようと思います。

 といっても200記事到達記念なので、「100番台」(正確には101番~199番目の記事)からより抜いて、僕が良いデキだったと思っている記事を振り返ってみたいと思います。

 

 

bakhtin1988.hatenablog.com

 

 深夜アニメプレイバックシリーズの2001年編。2001年編がまだ終わっていないのが負い目ではあります。しかしながら、このあたりから深夜アニメプレイバックも筆がのってきたなあ~みたいな印象があります。

デジモンテイマーズ』の1話を観てデジモンシリーズが子供っぽくなったけれども、入れ替わるように『学園戦記ムリョウ』というアニメと運命的な出会いをした、というばふちん君。「佐藤竜雄監督には足を向けて寝られない」「中学で暴れていた」とかかなりエキセントリックな発言も飛び出しました。

 やこぶそん君が、田舎では深夜アニメやらないから代わりに深夜ラジオにはまっていた~という話を切り出すと、ばふちん君が同調します。22時台放送だった頃の「西川貴教のオールナイトニッポン」関係の話題で白熱し、思いっきり内輪受けみたいな展開になって行きます。

 

bakhtin1988.hatenablog.com

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 ここから「実際にアニメを観てみる」ことをおろそかにしない姿勢が生まれてきました。

 ばふちん君の「『ココロ図書館』の1話を観るのに15年かかった」という衝撃的な発言が飛び出したり、やこぶそん君にばふちん君がWeb配信でのアニメの視聴方法を教えてあげるという描写があったりしました。

 今は必ずしも「1話無料!」とはなっていないみたいですね。じっさい、やこぶそん君が後の記事で「『ノワール』1話が無料配信されてなかったぞ(#゚Д゚)ゴルァ!!」と怒っていたりします。

 あと、この記事のときから、観た回の「あらすじ」「概要」「流れ」をきちんと書くという方針になりました。ブロガーとしての圧倒的成長……!

 

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 ライスシャワーサイレンススズカコンビの競馬予想シリーズに、ついにゲストが参戦。シンボリルドルフトウカイテイオー親子とエルコンドルパサーなんですが、意図的に『馬なりハロン劇場』とは関係ないキャラ作りにしております。

 ちなみに、この記事でススズが持ち出した謎理論(父か母父がジャパンカップ優勝馬である馬が勝つ)は、キタサンブラックに脆くも粉砕されてしまいました。その滑稽さも含めておもしろい記事だったと、自分としては振り返っています。

 

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 これはかなり渾身の記事でした。見出しだけをかいつまんでみても、

 

  • 深夜アニメやめますか、人間やめますか
  • 立つ瀬のないテレビアニメ
  • 「話数単位」への懐疑

 

と、かなり当時の気迫が伝わってきます。

 けっきょくこれで、「話数単位で選ぶ~」界隈からは訣別するようになったわけですけれども、珍しく内容がある記事を書いたなあ(自画自賛!)と思ってるので、テレビアニメに興味のある方はどうぞ。

 

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 そしてここから2016年テレビアニメの回顧が16日連続で続いたわけです。

 まぁ、「案外録画しないほうが覚えているもんだな」とか思ったわけです。小並感。

 

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 この記事の「1つだけ、1つだけ離すな!!」という見出しなんか、『ステラのまほう』に賭けている気持ちが伝わってきます。「放すな」を「離すな」と誤表記しちゃってるけど。

 

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 ネット上で大騒ぎになった『くまみこ』最終回についての見解とか、

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 いかに自分が女児アニメにこだわっているのかとか、

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 ハマるアニメは「男女の比率」と「好みのタイプのキャラ」で決まるとか、そういうことを書いておりました。

 

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 そして、↑の記事が、去年最後の更新でありました。

 

 

 次回は年が明けてからの記事を振り返ってみます。

つ・づ・く

馬券の種類について(枠連・馬連・ワイド編)その1

 単勝複勝に続きまして、「枠連」「馬連」「ワイド」を説明しようと思います。

 

枠連」から「馬連」に主役が交代し、「馬連」の脇役として「ワイド」が登場した。

 この「馬券の歴史」の流れをおさえてください。馬単・三連複が導入されるまで、馬券の売り上げのほとんどは「馬連」であり、「馬連」が導入されるまでは、馬券の売り上げのほとんどは「枠連」(ただし、当時は単に「連」とか「連複」と呼ばれていた)でした。

 

枠連(わくれん)

「枠番連勝複式」の略です。「枠単」という馬券が地方競馬にはあるんですけれども、中央競馬に「枠単」は現在ありません。

「現在」と但し書きしたのは、実は枠番連勝複式登場前のメイン馬券は「6枠連単」だったからです。現在の中央競馬は8枠制ですが、大昔は6枠制でした。まぁこういうのは軽く触れる程度でいいでしょう……。

 

 そもそも、「枠」とはなんでしょうか?

 

1-1 キタサンブラック

1-2 モーリス

2-3 ジェンティルドンナ

2-4 ロードカナロア

3-5 オルフェーヴル

3-6 ブエナビスタ

4-7 ウオッカ

4-8 アドマイヤムーン

5-9 ディープインパクト

5-10ゼンノロブロイ

6-11シンボリクリスエス

6-12ジャングルポケット

7-13テイエムオペラオー

7-14エルコンドルパサー

7-15タイキシャトル

8-16エアグルーヴ

8-17サクラローレル

8-18マヤノトップガン

 

 1995年~2016年に年度代表馬に選ばれた馬ばかりを集めたレースがあるとします。

 馬名の前の数字が「馬番号」です。日本競馬は現在最大18頭でレースを行っています。↑のような状態を「18頭フルゲート」と呼びます。

 そして、馬名の前の「馬番号」の前にある1~8までの数字、これが「枠番」です。

 つまり、枠連は、枠番同士の組み合わせを当てる馬券と言えます。

枠連」と「馬連」は、1・2着の二頭を当てる馬券です。ただし連複なので、着順は関係ありません。

 例えば枠連の場合、「1-2」を買ったとして、「1枠の馬が1着、2枠の馬が2着」「2枠の馬が1着、1枠の馬が2着」どちらでも当たりになります。

 ここで「同じ枠に入った馬同士のワンツーフィニッシュだったらどうするんだよ」と思われた方は鋭い。枠連では、「1-1」「2-2」といった、同じ枠番同士の組み合わせを買うことができるのです。これを「ゾロ目」といいます。

「ちょっと待って、キタサンブラック=モーリスやジェンティルドンナロードカナロア(『1-1』『2-2』)って、馬連と同じ原理じゃないの!?」

 こういうツッコミが入るのは当然でしょう。同じ枠に二頭入ってそのゾロ目で決まった場合、原理は馬連と同じです。

 しかしながら、「枠連のゾロ目」と「馬連」は違うとわたしは考えています。枠連の当たり目が最大で36通りに対し、馬連は最大153通りもあります。

「いや、それはわかるけどさ、ゾロ目の場合関係なくね?」

 たしかに。しかしながら、現実では、「枠連のゾロ目が出た時、馬連の配当よりも配当が高くなる」ケースを頻繁に目にします。わたしの目測では、八割五分ぐらい枠連のゾロ目のほうが配当が高くなっている気がするほどです。ちなみにわたしが初めて読んだ競馬入門書では、「枠連のミソはゾロ目を押さえること」と書かれてありました。

 

 そんな枠連なんですが、昭和の馬券の売り上げを支えた年齢層(つまり、枠連世代)が急速に人生から引退していき、売り上げがどんどん減っています。「楽天競馬」というサイトでは、地方競馬のレースにおける券種別の売り上げを見られるのですが、残念ながら枠連はほとんど売れておりません。

 廃止論が最も出る券種であり、将来は「枠連」という馬券が買えなくなる可能性もあることは覚悟しておいてください。

 

馬連(うまれん)

 正式名称は「馬番連勝複式(うまばんれんしょうふくしき)」。馬単と区別するために、藤代三郎さんのように、「馬複」と表現する人もいます。

「射幸心を煽る」という不透明な理由のため、「なぜ馬番で連勝馬券を売らないのか」という当時の論調にもかかわらず、JRAはなかなか馬番連勝馬券の発売に踏み切りませんでした。

 平成に入って、1991年に、ようやく馬番連勝複式馬券が発売を開始しました。ちなみに馬連が発売された最初の重賞レースは、1991年10月6日の「毎日王冠」だったそうです(ソースはJRA-VAN)。

 馬連が導入されてから90年代中盤までの時期は、ちょうどオグリキャップの人気加熱の余波で競馬人口がもっとも増えていた時期と重なっています。1996年有馬記念馬連総売上は718378444票!! この有馬記念の総売り上げ額は日本競馬史上(もしかしたら地球史上!?)最高の金額。なんと馬連の総売上だけでも、2016年有馬記念3連単総売上の約4倍!

 いわゆる「馬連時代」は2002年の春競馬まで続きました。僕がちょうど競馬を観始めたころで、中央競馬の売り上げの低迷が盛んに取り沙汰されていました。JRAは打開策として、段階的に3種類の新馬券を導入することを決断するのですが、その話はおいおいしていきます。

 

ながし・ボックス・フォーメーション

 ついでに、マークカードで馬券を買うときの注意点も紹介しておきましょう。

 

「青いマークカードや、赤いマークカードは、どんな時に使うのですか?」

 

 はい! 説明します!

 

・まず「青いマークカード」。これは、「ながし」馬券を買う時に使用するカードです。

 

「『ながし』って何ですか?」

 

 いい質問ですね。例えば、『Aという馬が絶対に2着以上に来る』と思ったとき、このAという馬を『軸馬(じくうま)』にします。次に、『Aは絶対に2着以上。あと2着以上に来るチャンスがあるのはBとCとDだけ』と思ったとき、当然馬連のAーB、AーC、AーDを買いますよね。これを「Aという軸馬からB・C・Dに『ながす』」と言います。

 この時、Aという軸馬の相手が10頭とか多すぎて、基本のマークカード(欄が8つしかない)に買い目を書ききれない場合があります。そんなとき、青いマークカードで「馬連ながし」にすれば、1枚ですみますよね。

 あと、青いマークカードの「相手」の部分に「全通り」というところがあるのに気づいたでしょうか?

 Aが軸だとして、この「全通り」マークを塗ると、「Aから出走全馬への組み合わせ」が買えます。馬連の場合、Aがらみの全通りを買えるということ。これを『総流し』といいます。18頭立ての場合17点ですから、つまり最低でも1700円かかります。リスキーな馬券ですけれども、もしA(軸馬)が人気薄だった場合、とんでもない万馬券を取ることができる可能性があります。

 

 ただし、青いマークカードには欠点もあります。それは、金額が一律になってしまうということです。『たとえ馬連でながすとしても、青いマークカードを使わず基本カードに金額を上下させてマークすべし』つまり、青いマークカードは使っちゃダメだよー、青いマークカードを使うと勝てないよー、と彼は主張しているわけですけれども、『青いマークカードを2枚以上使うべき』という論者もいるわけで…云々。この話は初心者にはあまり関係ありませんねw

 

 次行きましょう。

・「赤いマークカード」

 赤いマークカードには、「ボックス」の面と「フォーメーション」の面があります。

 

「ボックスって何ですか?」

 

 いい質問ですね! 

 例えば、「2着以上に入る馬は、A・B・C・Dの4頭しかいない」と考えたとしましょう。

 この場合、馬連を買うとしたら、何通り買うことになるでしょうか? ヒントは高校の数学で習った「場合の数」です。

 

「そんなこと言われても、高校数学なんか忘れてしまったし、すぐ答えられませんヽ(`Д´)ノ」

 

 すみません、無理もないですね。

 正解は、「6通り」です。

「2着以内に入る馬はA・B・C・Dの4頭しかいない」と考えたならば、馬連馬単のボックスを買うべきだと思います。馬単はまだ説明していないので、馬連に限定して話を進めます。

 赤いマークカードの「ボックス」の方に、「馬連」をマークし、ABCD4頭の馬番にマークしたら、「馬連4頭ボックス」を買うことになります。

 A-B、A-C、A-D、B-C、B-D、C-Dの6通りの馬連が、赤いマークカード1枚で買えるということになります。

 つまり、「ABCD4頭の馬連ボックス」を展開したら、上に列挙した6通りの馬連になるということです。ということは、馬連4頭ボックスを買うには、最低600円必要になるということです。

 また、青いマークカードと同じように、赤いマークカードでは、買う金額が一律になります。あと、ボックス買いをした場合の組み合わせの数は、赤いマークカードに書いてあるので、必ず確認しましょう。

 

 そういえば、馬券は最低でも100円単位でしか買えないって、今まで説明していなかったですっけ?

 現在は、馬券は最低でも100円単位でしか買えないようになっています。逆に言えば、100円玉1枚が何万円にもなる可能性があるということです。

 

「昔は違ったんですか?」

 

 いい質問ですね! 今日の中でいちばんいい質問です。

 例えば、かつてのウインズ新宿(昔はウインズというきれいな呼び名はなく、新宿場外とか呼ばれていた)では、馬券が1000円単位でしか買えなかったそうです。なぜなのでしょうか。たぶん、単勝複勝枠連(ほとんどの売り上げは枠連が占めていた)しかなかった時代なので、配当の上限が安く、100円単位で買うのが馬鹿らしかったんだと思います。

 しかしながら、馬券の種類の多様化により、近年になって、「3連単を10円単位で買うことはできないか?」という意見すら出てくるようになりました。なぜなら、3連単は買い目の数がどうしても多くなってしまうので、庶民が買い続けるのが辛い面があるからです。

 まとめると、時代の変化に伴って、「多額をどれだけ突っ込むか」から「少額をどれだけ膨らますか」に価値観が変わっていったのだと思います。

 

 話が脱線してしまいました。

 

「では、フォーメーションって何ですか?」

 

 馬連をフォーメーションで買うことは、あまり無いと思います。3連複3連単をフォーメーションで如何に買うか? の方向で研究がなされています。

 ですがここで、フォーメーションを使った、古典的な馬券作戦を敢えて紹介してみましょう。

 

『AB-XY』作戦

 

「お前、いったい何歳だよ!!」と周りのオッサンにド突かれそうですが、敢えてこの作戦を見直してみたいと思います。

 

 赤いマークカードのフォーメーション面なら、やり方は簡単です。

 まず、「1頭目」のところに、人気を集めている馬から2頭を選択して、マークします。

 そして「2頭目」のところに、人気薄の馬から2頭を選択して、マークします(ただし、あまりにも人気薄の馬でないほうがよい)。

 そうすると、「馬連」の場合、1頭目のところに置いた馬をA・B、2頭目のところに置いた馬をX・Yとすると:

 

「A-X、A-Y、B-X、B-Y」

 

 の4点買いになります。これが「AB-XY」作戦です。

 この方法には、

  • 安すぎるA-Bと滅多に来ないX-Yを省くことで、的中率・回収率のバランスがとれる

 というメリットがあるそうな。

「回収率ってなんじゃらほい?」と初心者の方はお思いでしょうが、要するに適度に当たるし当たっても損することがないよー、ということです。

 ほんとうに「的中率と回収率のバランスがとれている」かは別問題です。まぁ、全ての馬券術に言えることなのですが……。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 分量が多くなりすぎてしまったので

つづく

 

今週号の「週刊少年マガジン」は永久不滅!!

 

 長らく「週刊少年マガジン」を買っていない人! そして『スクールランブル』のファンだった人! 是非とも280円払って今週の「週刊少年マガジン」を買ってください!! ただし電子版ではダメです、ふつうの冊子版を買ってください!

 

 なぜか?

 実は袋とじで『スクールランブル』の新作読み切りが掲載されているのです!!

 袋とじという形式(しかも『魔法先生ネギま!』との抱き合わせ)なので、ネタバレはやめておきます。しかしながら、

  • 後日談です。
  • 塚本姉妹はメインではありません。

 これだけは触れておきます。

 

 思えば『スクールランブル』は、ジェットコースターみたいな曲線を描いた、ある意味究極の週刊少年漫画でした。

 本誌によれば8年ぶりだそうです。つまり、最終回は2000年代末だったということになります。僕は、床屋で『スクールランブル』の第1回が掲載された「マガジン」を読んだ記憶があります。2002年でした。まさに『スクールランブル』は2000年代を駆け抜けて玉砕した漫画でした。

 

 そうです。連載がグダグダに終わったとしても悲観する必要はないのです。『スクールランブル』みたいに、15年かけて説明責任を果たす漫画もあるのですから。

 僕は、スクランの登場人物のことを、片時も忘れていませんでした。

「『スクールランブル』は原作のグダグダを鑑みるにアニメ版1期が最良」とか言ってた過去の自分を呪ってやりたい。

 

 応援している漫画がある人。たとえグダグダに連載が終わってしまったとしても、あきらめてはいけません。単行本はブックオフに売らないでください。

 

 

School Rumble(4) (講談社コミックス)

School Rumble(4) (講談社コミックス)

 

 

 

School Rumble(7) (講談社コミックス)

School Rumble(7) (講談社コミックス)

 

 

『乃木坂春香の秘密』

 1ヶ月ぶりに電撃文庫原作TVアニメについて書いてみようと思う。もっと期間があいていると思っていたがそうではなかった。まだ2008年の話をしている途中だった。ところで、これまで厳密に時系列順で書いてきた。が、ここからは時系列を乱して作品を紹介していくことになると思うのでご了承願いたい。

 

乃木坂春香の秘密』という深夜アニメを覚えておられるだろうか? 2008年の夏に第一期が始まった。僕は大学2年の夏休みで、いちばん遊べる時期だったので、基本就寝は午前3時、観られる深夜アニメは全部観る勢いだった。

「たしか『乃木坂春香』は木曜だったよな」と思って調べてみたら、やはりtvkでは木曜深夜の放送だった。実は『ToLOVEる』(1期)の裏番組であった。『ひだまりスケッチ』(2期)は観た覚えがあるが『ToLOVEる』1期はない。ということは裏番組である『乃木坂春香』を観ていたということである。

 ちなみに当時僕はTwitterの存在を知らなかった。アニメブログもやっていなかった。どこにたむろしていたかというと、2ちゃんねるアニメサロン板の「作画を語るスレ」や「新番組を評価するスレ」をROMっていたのである。

 そういえば、当時の「新番組を評価するスレ」で、『乃木坂は僕らの仲間!』というコピペが投下されまくっていた記憶がある。言わばあれはステルスマーケティングだったのだろうか。

 脱線すると、ステルスマーケティングのような売り方は別にアニプレックスが始めたのではなく昔からある手法で、『魔法先生ネギま!』の主題歌「ハッピー☆マテリアル」を購買する運動は某広告代理店の仕掛けだった、というのが当時の常識だった。たぶん電通だったと思う。AKB48をのし上がらせたのも電通の仕掛けと言われている。

 話を戻すと、なぜ『乃木坂は僕らの仲間!』だったのか。作品タイトルによく眼を凝らしてほしい。『乃木坂春香の秘密』とはなんだろうか? 「乃木坂春香」がヒロインの名前であるかは見当がつくだろう。それでは彼女の「秘密」とはなにか。

 いまだに生存している公式サイトを参照すると、乃木坂春香のキャラクター説明には「容姿端麗」「才色兼備」「深窓のお嬢様」という言葉が踊る。ひとことでいえば、スペックの高い金持ちのお嬢様である。ただし声優の名前とキャラクターの意匠を見ればわかるように、高飛車の反対である。おっとりとしたお嬢様である。それではこのお嬢様の「秘密」とはなんなのか。

 ところで2010年代からアニメに入った層は、能登麻美子の全盛期をたぶん知らないのだろう。いや、たしかに今でも能登麻美子の仕事量は落ちていない。ただ、成人女性役が主になった。例えば早見沙織の母親役をやるなどということは2008年当時あまり考えになかった。ちなみに能登麻美子は10年以上前から「母親役のメインキャラ」を経験している。たしかに成人女性役を担当することも多かった(釘宮理恵はほとんど成人女性役を担当しなかった。ここに能登と釘宮の違いがあると思う)。しかし、10代の少女役を担当することも多かった。さらにいえば少年役も幼女役も担当していた。ナレーションもやっていた。つまり何でもかんでもやっていたのである。ちなみに僕が初めて能登麻美子を知ったキャラクターは『スクールランブル』の塚本八雲である。

 で、乃木坂春香は女子高生の役である。非常に彼女のパブリックイメージに近い演技だった。いま、「しょぼいカレンダー」でこのアニメのキャスト欄を見ている。いろんな意味で涙腺を刺激させるものであった。

 さてこのお嬢様「乃木坂春香」の「秘密」とはなんだろうか。

 

 

 

 

かのこんDVD-BOX

かのこんDVD-BOX

 

 つづく

「夕やけニャンニャン」をWikipediaで調べてみるのはいいけれど--

 今回はWikipediaの怖さについて書きたいと思う。Wikipediaは諸刃の剣である。

 1985年のフジテレビについて調べたくて、そうなると自然と「夕やけニャンニャン」のことを調べたいな、と考えはするけれど、生放送のテレビ番組という性質上、Wikipediaにすがるしかないにしても、Wikipediaを盲信して唯一の「よすが」とするのもどうかと思うのだ。

 

 今回はWikipediaの「夕やけニャンニャン」の項目(2017年3月10日閲覧)を分析してみる。

 まず、Wikipediaにはつきものながら、この項目には重大な欠陥がある。参考資料がほとんど示されていないのだ。参考資料とは、書籍や、当時の映像、新聞のラ・テ欄などのことだ。実は80年代のフジテレビを代表するバラエティ番組である「オレたちひょうきん族」の項目(同じ日に閲覧)にも、同じような欠陥がある。

 ひとことでいえば、「虫食いだらけ」である。ソースに乏しいのだ。「夕やけニャンニャン」は日替わりの生放送番組だったので、おそらく、当時を知っている人が記憶に頼って書いた部分が多いのではないか? 当時の映像を所有しているなら、ちゃんと出典を明記すべきだと僕は思う。

 

「番組概要」の項だけでもこんなに虫食いがある!

 それでは「1 番組概要」の文章を詳らかに分析していきたい。

第1段落

 1985年4月1日から1987年8月31日の平日17:00 - 18:00(最終回は16:00からの2時間スペシャル)に放送された。当初の司会進行役は片岡鶴太郎、松本小雪だった。

 じつは、この時点で記述があやしい。放映期間や放映時刻、最終回が2時間スペシャルだったことは、おそらく事実なのだろう。でもそれなら、きちんと当時の新聞の縮刷版を参照するなどして、典拠を示すべきだ。当初は片岡鶴太郎と松本小雪が司会だったことも、おそらく真実なのだろうが、出典がないということは、やはり情報の信憑性に欠けてしまうのだ。

 

第2段落

「 オールナイトフジ女子高生スペシャル」の放映日時についても、「本当に関東ローカルだったのか?」を含めて、きちんと裏を取るべき。また、「『オールナイトフジ』の延長線上」「『女子高生スペシャル』が夕やけニャンニャンの開始を前提においた企画」というような記述は、もっともらしく思えるものの、出典がないので、独自解釈ととらえられてしまう危険性がある。

 

第3段落

 これは出典となった書籍をきちんと脚注で示しているのでOK(ソース有り)。

 

第4段落

 視聴率についての記述。しかし出典が一切ない。過去のテレビ番組の視聴率は、ふつう国立国会図書館に行って調べるものだ。しかしながら、ビデオリサーチが当時この時間帯の視聴率を調査していたかどうかはあやしい。視聴率のデータに関して、当時の「TVガイド」や「ザ・テレビジョン」が手元にあるなら、きちんと出典を示すべきだ。

 

第5段落(おニャン子クラブについて)

 これは、妥当な記述だと思う。これまたソースが示されていないものの、「うしろゆびさされ組」や「うしろ髪ひかれ隊」の実在を疑うヤツはいないだろうし、この段落で挙げられている人物のその後の活動を見ていない人は、おそらくこのような記事は見ないだろう。

 

第6段落(『アイドルを探せ』)

 残念ながら、典拠に乏しい。このコーナーについて真実らしく描写されているし、僕も基本的には真実であると思いたい……が、当時の放送が録画されたビデオがないと、実情はわからない。

 

第7段落(レギュラー出演者について)

 残念ながら、独自解釈が入っていると思う。

レギュラー出演者であったとんねるず田代まさしデーモン小暮閣下逸見政孝三宅正治(当時フジテレビに入社したばかりの新人アナウンサー)らをスターダムに押し上げた。

 この記述は、もっともらしく思える記述だ。しかし、そもそも「スターダム」とはなんだろうか? 穿ったイジワルな読み方をしてみると、局アナ(逸見さんと三宅アナ)を「スターダムに押し上げる」とは不自然な表現ではないか? 

 例えばとんねるずがこの番組でスターダムにのし上がったのなら、「この番組でどんなことをして、どんなふうにスターダムにのし上がったのか」を、出典を示して詳らかに記述すべきではないだろうか?

 

この批判は昔の僕に向けられている

 このあとも「1 番組概要」の記述は続くのだが、もうこれで充分だろう。

 実は、こういうサディスティックな記事を書こうと思ったのは、かつての自分が、Wikipediaを盲信していたからだ。

 僕は高校時代からWikipediaにハマりはじめ、大学時代はコンピュータールームに篭り切ってひたすらWikipediaばかり閲覧していた。その結果「Wikipedia脳」とでもいうようなものが、脳みそにくっついてしまった。そうだ、この記事はかつての自分に対する後悔から生まれたものなのだ。

 ようやく、Wikipediaの文章は、無批判に読んではいけないと思うようになった。この記事は僕にとって初めての「Wikipediaの『史料批判』」である。いや、Wikipediaを「史料」とするのはおかしいか。それなら「資料批判」でどうだろう。

超オカルト馬券術!! 「好きな馬の子供の単勝を買い続ける」

 はい! 今日の正午、某駅で「日刊競馬」土曜版を購入して来ましたよ!

 もしかしたら、自分が宇宙一早く「日刊競馬」を手に入れた男かもしれません(←いや、それはない)。

日刊競馬」は土曜のレースが終わったあとにじっくり読むとして、今回はすごく変わった馬券術を紹介しようと思います。

 それなりの競馬歴が必要な馬券術なので、初心者の方にはわかりにくいかもしれません。ご了承を。

 

忘れじのヤマカツマリリン

 ヤマカツマリリンという競走馬がいました。重賞はたぶん勝ってません。オープン止まりの短距離を主戦場にしていた牝馬でした。

 ヤマカツマリリンは、僕にとっては「女神様」のような馬でした。

 なぜか?

 2010年の有馬記念の日。

 その年のJRA最後のレースは、小倉競馬12レース、たしか「アンコールステークス」という名前だったと思います。

 僕は、「この馬、前にも穴開けたよなあ」と思って、全然人気のなかったヤマカツマリリン様から馬連総流しをかけました。

 すると、勝ったのはサンダルフォン(小倉巧者として有名だった)でしたが、首尾よくヤマカツマリリン様が2着になり、馬連万馬券を当てることができたのです。

 

 いまでも女神・ヤマカツマリリン様には足を向けて眠れません。

 そして!! 今週、ヤマカツマリリン様が産んだ子どもが、重賞レースに二頭も出てくるのです!!!

 

 

 ヤマカツエースは土曜の「金鯱賞」に、ヤマカツグレースは日曜の「フィリーズレビュー」に出走します。

 これは、買うしかありません!

好きな馬の子供を買え!

 あまりにもオカルトな馬券術ですので、参考にしてはいけません。

 この馬券術の骨子は、

  • 好きな種牡馬の子どもを買う
  • 好きな牝馬が産んだ子どもを買う
  • 単勝で、1レース何頭買ってもいい

 つまり、ディープインパクト産駒は芝の重賞に何頭も出てくるので、ディープ信者はディープ産駒の単勝を6頭以上買うという信じられないような買い方を強いられることになります。

 この馬券術で、いちばん重要なこと、それはーー

  • 儲け度外視

 これに尽きるでしょう。道楽としての馬券術です。1レースで6頭以上も単勝を買うなんて儲けを最初から放棄しています。手をつけてはいけないお金でこんな馬券買っちゃいけない。

 

 というわけで、土曜のJRAの予算は1000円ポッキリにします。

 僕は、「アネモネステークス」で4頭、「金鯱賞」で6頭、単勝を買うつもりです。

「(゚Д゚)ハァ?」と大半の方がお思いになったでしょう。「そんな買い方あるかい」。

 ところで、なぜ「単勝」かというと、やっぱり応援してる馬が優勝しないと面白くないじゃないですか。

 ハープスターオークスヌーヴォレコルトに負けました。ハープスター単勝を100円買って応援していたとしましょう。「キェーッ、悔しいいいいい!!」そう思える人が、真の競馬ファンなんではないか? と思ったり。

 

 悔しかった単勝馬券。

 そうですね、スノーフェアリーが圧勝した2010年のエリザベス女王杯で、メイショウベルーガ単勝を買っていて、「キィーッ悔しい悔しい悔しい!!」(2着)と思った。どうあがいてもスノーフェアリーには勝てなかったでしょう。メイショウベルーガ産駒が上のクラスにのぼってきたら、僕は全力で応援するつもりです。

 

アネモネステークス

 ヴィルデローゼ、ラッシュハート、スズカゼ、レッドルチアの単勝を買います。

金鯱賞

 プロディガルサン、タッチングスピーチヤマカツエースステファノスサトノノブレスヒストリカル単勝を買います。

 先週の弥生賞でカデナが優勝し、ようやくディープインパクト産駒が今年重賞初勝利しました。

 確実にリーディングサイアー戦線もディープに流れが向いてきたように思います。

 というわけで、中山牝馬ステークスフィリーズレビューで何を買うかは、もう決まったようなものです。

 

 

※ところで、地方競馬では、僕はサウスヴィグラス産駒を中心に買っています。JRAのダートでは、短距離はやはりサウスヴィグラス、マイル以上はゴールドアリュールキングカメハメハあたりを買うと思います。

競馬新聞ほど面白い新聞はない!!

競馬新聞受難の時代

 競馬新聞の存在意義とは何でしょうか?

 紙媒体以外の情報源の発達により、競馬新聞の地位が相対的に低下しています。

 かつては、競馬新聞の予想印が、人気の指標になると言われていました。
 僕の育った地域では「競馬ブック」という新聞が支配的で、◎(本命印)が◎◎◎◎◎◎……とずらりと並んでいたら、まず1番人気確実。「穴予想はこの人」というのが決まっていたので、その人の印を抜かせば、だいたいの人気がわかったのです。

 最近になって、「新聞の印を鵜呑みにしてはいけない」という考えが一般化したのでしょう、競馬新聞の印が人気に与える影響が低下しました。

 いち早く全場36レースの馬柱(うまばしら。予想のための出馬表)の掲載を始めたのは、1馬(現「優馬」)だったと思います。「競馬エイト」が追随し、最大36レース掲載になりました。その一方で、「馬」「ダービーニュース」等、時代の流れについていけない新聞は、容赦なく潰されていきました。

日刊競馬

 ところで、競馬ファンのかたは、「日刊競馬JRA版が、今いくらかご存知でしょうか?

・答→470円(税込)

 この値段は、「優馬」や「競馬エイト」より安いです。「どうせ『日刊競馬』だから関東主場(東京競馬・中山競馬)と関西のメインレースぐらいしか力入れてないんだろう?」その通りです。ですが、36レース馬柱掲載で500円だからといって、「おトク」とは限りませんよ。「なんでだ?」と思った競馬ファンの方は、ちょっと理由を考えてみてください。

 JRA版「日刊競馬」は、本紙・飯田正美と柏木集保が死んだら、たぶん廃刊まっしぐらでしょう。ならば、この二人が健在のうちに、読みまくっておきましょう。

競馬黄金メソッド6―飯田式馬券必勝ポイント!

競馬黄金メソッド6―飯田式馬券必勝ポイント!

 (本紙・飯田正美のこの本。やや中級者寄りですが、おすすめの指南書の一冊です。)

競馬新聞の印で馬券を買ってはいけない

競馬新聞は「コロコロコミック」だと思え!


コロコロコミック」ってありますよね? 

 小学生の頃、月のお小遣いが500円で、500円だけ握りしめて、スーパーマーケットに「コロコロ」を買い求めに行きました。

 先述したとおり、競馬新聞の値段は500円前後です。
 
 
 競馬新聞は、月8回発行される「コロコロコミック」だと思え


↑は、僕オリジナルの「競馬格言」です。
「( ゚Д゚)ハァ?」と殆どの方が思われたでしょう。
無理もありません。

 僕は、競馬新聞の予想で馬券を買ってはいけないと思っています。
 つまり、競馬新聞に載っている「買い目」をそのままマークシートに書き写して、馬券を買ってはいけない
 なぜか?

  • 儲からない
  • 自分で考える力が身につかない
  • 馬券が外れたのを人のせいにするようになる
  • 「馬券は自己責任」という考え方が身につかない

 月8回発行される「コロコロコミック」に振り回される人生、なんて滑稽な人生でしょうか。
 しかしながら、僕が、競馬新聞の存在を完全否定しているわけではありません。
 そうです、再三言っているように、「コロコロコミック」として読めばいいのです。
 子どものころ、「コロコロコミック」より面白い読み物があったでしょうか?

 競馬新聞は、読もうと思えば、いつまでも読んでいられる。
 柏木集保が、何かの本でそう書いていました。実は、これを言い出したのは、作家のアーネスト・ヘミングウェイだったと思うのです。ヘミングウェイは、実は大変なバクチ狂いでした。競馬にものめり込みました。海外の競馬新聞は、日本の競馬新聞ほど隅々まで情報が細かく書かれていないそうです。それでもヘミングウェイは、最良の読み物として競馬新聞を評価していたのです。

 では、日本の競馬新聞は、どのような点に「読み応え」があるのでしょうか?

日刊競馬」をしゃぶりつくせ!

ケーススタディ 「スピカステークス」

3月4日付の「日刊競馬」を例に取ってみます。
「個人的には、1600万下の出馬表を見て、ようやく各馬の個性がイメージできるかなといった感じであります」とこの記事で書きました。この日は1600万下条件の「スピカステークス」が組まれていました。この馬柱を見てみることにします。馬柱やWebの出馬表が見られる方は見ながら読んでいって下さい。
 
 まず条件は、「中山・芝・内回り・1800m・定量」です。
 なぜわざわざ条件のことを断っておくかというと、時々「内回りか外回りか」「距離は何メートルか」「定量かハンデ戦か」ということを見過ごしてしまうことがあるからです。信じられないかもしれませんが本当の話です。僕に限った話ではないと思います。なので、条件は必ず確認しましょう。

 さて、本紙・飯田の印は、◎トーセンマタコイヤ ◯ワンブレスアウェイ ▲アーバンキッド、以下、スモークフリー→マイネオーラム→ゲッカコウの順でした。各馬の「素質」を考えれば、妥当な評価でしょう。
 結果は、ワンブレスアウェイ→マイネオーラム→ゲッカコウで決まり、トーセンマタコイヤは惨敗、本紙予想は外れてしまいました。
 そうです、馬の素質や能力についていくら正確な評価ができても、予想が当たるわけではないのです。

 それでは出走馬全10頭について、「日刊競馬」から読み取れることを解説していきましょう。

トーセンマタコイヤ

 6歳ながら全成績「4,3,1,1」と、底を見せていない素質馬です(ちなみに全成績や脚質は「日刊競馬」の場合欄外に書かれているので注意して下さい)。ディープインパクト産駒で、妹にミッキークイーン(GⅠ馬)がいる良血馬。休み明けの前走は2着に敗れたものの、勝った馬はメートルダールという伸び盛りの4歳馬で、復帰初戦としては上々。中山芝も2回走って1勝2着1回。

ワンブレスアウェイ

 全成績「3,4,1,2」と、底を見せていない4歳牝馬。社台グループの馬で、姉にキャットコイン(重賞勝ち馬)がいるなかなかの良血馬。前走は牝馬限定戦で1番人気を裏切ってしまいましたが、復帰戦で2着なら上々。中山芝は初めて。中山芝得意のイメージ強いステイゴールド産駒ならこなせるか。敢えて牡馬との混合戦を使いに来たのも気になります。

アーバンキッド

 GⅢ3着の実績がある、伸び盛りの4歳牡馬。ワンブレスアウェイと同じくサンデーレーシング所有の社台馬で、中山は2戦2着2回。前走は関西遠征で人気を裏切って8着でしたが、差は0.5秒。間隔は空きましたが、このクラスを勝てる素質は持っていると評価しての▲評価でしょう。

スモークフリー

 この馬のことはよく覚えています。なぜかというとPOG(ペーパーオーナーゲーム)でこの馬を指名していたからです。ところがダートと芝の間で迷走。重賞のひとつは取られると思っていたのに……(´・ω・`) 裏を返せば、それだけの素質があるということです(ディープ産駒だし)。中山芝はどちらかと言うと苦手。昇級で相手関係も気になるところ。

マイネオーラム

 6歳牝馬ながら、中山ではしぶとい馬。2走前の中山場所で2着、3走前の中山場所で3着。前走8着で人気を落としています。ワンブレスアウェイと同じくステイゴールド産駒。ヒモ(軸馬の相手)には押さえておきたいということで本紙の見解では△評価。

ゲッカコウ

 4歳牝馬で、マイネオーラムと同じく岡田繁幸グループの馬(同じ勝負服)。そもそも所属厩舎が同じです。前走は人気薄で厩舎の先輩マイネオーラムに先着。4走前の3着は恵まれた感があるが、ここでは2着なら……という評価(本紙の買い目の一番下に馬単4→1:トーセンマタコイヤ→ゲッカコウ)。いわゆる「押さえ」です。

カレンリスベット

 3走前に人気薄でタイム差なしの2着がありますが、そのときはハンデ戦。差し・追い込み一手の脚質で全幅の信頼は置きづらい。

トミケンスラーヴァ

 前走は重賞で6着も、斤量が6キロ増えます。7歳だけに上がり目は期待薄。

ショウナンマルシェ

 昇級馬。前走はスローペースを先行で恵まれた感あり。1800は得意の距離ですが……。

ダイヤモンドダンス

 地方(南関東競馬)出身の8歳馬なので、どうしても低く見積もりがち。4走前のように、意外性はあるのですが……。


 しかしながら、こういう解説も、かなり「新聞の印」に引っ張られたものになってしまっています。それに本紙の予想は外れています。新聞の予想は、馬券に直結しないという、「仮説」が立ってしまいます。

 ここからは、僕独自の馬柱の読み方を説明してみます。つまり、「コロコロコミック」的な新聞の読み方です。
 それは、「出走馬を何かに例えてみる」という読み方です。
 そうですねえ。
 思いっきり趣味全開で申し訳ないのですが、漫画やアニメに例えてみましょうか。

トーセンマタコイヤは「化ける化ける詐欺」のアニメ!?

 トーセンマタコイヤは、早くから将来を嘱望された馬でした。しかし体質が弱く、なかなか上のクラスまで行けませんでした。↑にも書いたとおり、6歳にも関わらず9戦しかしておらず、馬券圏内から外れたのが1回だけ(しかも4着)。スピカステークスでは、圧勝を期待したファンもいたはずです。
 ところが、トーセンマタコイヤは惨敗してしまいました。

 テレビアニメでは、「化ける」というオタク用語があります。
 地味な作品が、ある話数を境として劇的に面白くなるという現象のことを言います。
 トーセンマタコイヤは、どちらかと言うと「化ける化ける詐欺」のアニメに例えられます。
 つまり、豪華スタッフをそろえるなど前評判がよかった作品が、なかなか面白くならないという「化ける化ける詐欺」。
 トーセンマタコイヤは、スピカステークスで、ファンの期待を大きく裏切ってしまいました。
 レース映像を観ると、そこまで悲観する敗北ではないような気もします。ですが、トーセンマタコイヤをそろそろ見限ってしまうファンも出てしまいそうです。
 まるで、放送前は期待されていたアニメを見限るように。

マイネオーラムは「地味に打ち切られない少年漫画」

 漫画雑誌を読んでいて、「この漫画、ずっと後ろの方に載ってるのに打ち切られないなあ」と思ったことはないでしょうか?
 マイネオーラムは牝馬であり、「少年漫画」に例えるのは語弊がある気もします。ですが、いかにも『週刊少年サンデー』あたりで、下位のほうでしぶとく粘っている漫画のような存在なので、あえて「地味に打ち切られない少年漫画」に例えてみました。
 たぶん、「マイネオーラム」という馬名自体が、ファンに強いという印象を与えないのだと思います。
 ですが、マイネオーラムは、スピカステークスでしぶとく2着に食い込みました。名前のせいで損をしているのであって、中山では堅実に結果を残すのです。
「派手じゃない」「堅実に結果を残す」まさに、『週刊少年サンデー』で後ろの方に載っている長期連載のような存在です。
 そうですねえ、古い例ですが、皆川亮二先生の『D-LIVE!!』という漫画みたいなものでしょうか? この漫画は、ほぼ巻末連載のような形式でしたが、打ち切られませんでした。
 あるいは、藤田和日郎先生の『月光条例』が、看板連載とは行かずとも、いつの間にか30巻近くまで続いていたという事実。
 
 マイネオーラムは牝馬であり、引退後は繁殖牝馬としての使命があります。そんな「各馬の余生」も考えながら馬柱を読むのは、斬新な読み方といえないでしょうか。

 馬を人間の人生に例えたりするのは、ある意味常套手段です。競走馬は何にでも例えられるのだと思います。

まとめ

 そして、こういうふうに「例え話」として読める馬柱が、「日刊競馬」では15レース~20レース掲載されているのです。
競馬が終わってから競馬新聞を読む」 というやり方を、僕はすすめたい。特にJRAーVANを導入している中級者以上の方には、是非ともすすめたい競馬新聞の使い方であります。

 今回は幾分中級者以上のファンの方寄りの記事になってしまいましたが、初心者のかたにはある程度競馬に習熟してからこの記事を読み返すことを熱望したいです。

僕のiTunes洋楽フォルダの来歴を晒す

3年前

ザ・クラッシュさん と ザ・ジャム さんが、仲間に加わりました

2年前

レッド・ツェッペリンさん が、仲間に加わりました

去年

キャロル・キングさん、テレヴィジョンさん、スペシャルズさん、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンさん、クリームさん、スティーリー・ダンさん、ディープ・パープルさん、スライ&ザ・ファミリーストーンさん、ザ・フーさん、ザ・ポリスさん、ダムドさん、ブルース・スプリングスティーンさん、ジェイムス・ブラウンさん、ビーチ・ボーイズさん、XTCさん が、仲間に加わりました

半年以内

ストロークスさん、ホール&オーツさん が、仲間に加わりました

3ヶ月以内

ザ・スタイル・カウンシルさん、ストゥージズさん、CCRさん、マーズ・ヴォルタさん、Tレックスさん、サンタナさん、コープランドさん、スティーヴィー・ワンダーさん、ラーズさん が、仲間に加わりました。

今週

ブラック・サバスさん、ザ・コーラルさん が、仲間に加わりました。

 

 

 いったい、2016年に何があったのでしょうか。

 いまはこのアルバムを聴いているよ→

 

アンピュテクチャー

アンピュテクチャー

 

 

 

『愛してナイト』#1


【公式】愛してナイト 第1話「坊やと猫とキザな奴」

 

ばふちん「スパゲッティを茹でながら『愛してナイト』の1話を観ていたよ」

やこぶそん「なぜにスパゲッティ? そしてなぜに『愛してナイト』?」

 

 

東映TVアニメ主題歌大全集 VOL.3 [DVD]

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ば「某杉並アニメミュージアムで、↑のDVDを繰り返し観ていたんですよ」

や「はぁ」

ば「それで、このDVDは『愛してナイト』のOPから始まっているんですよ」

や「うん」

ば「で、ようつべで東映アニメーションの公式チャンネルを見つけて、『これは1話観るしかありませんね~』って」

や「ほぉ」

 

や「それで、どうだったのよ?」

ば「あのね、この回、ヒロイン(やっこちゃん)がしばらく出てこないんですよ」

や「?」

ば「本編が始まってから7分近く出てこないね。

 橋蔵っていう男の子と飼い犬のジュリアーノが、まるで主人公みたいな扱いなんですよね。

 ちなみに橋蔵は、剛っていう、まぁいわばヒロインであるやっこちゃんの相手役だね……彼の年が離れた弟なんだ。

 ちなみにやっこちゃんの声優は堀江美都子で剛の声優はささきいさおだ」

や「堀江美都子……? (;・∀・)」

ば「おいおい、堀江美都子主演アニメがいくつもあることを知らなかったら、モグリだぜ。

 しかも演技が結構上手いんですよ」

 

ば「で、ヒロインのやっこちゃんは、本当は『八重子』っていうんだけど、お好み焼き屋の一人娘で、夜間高校に通っている。

 やっこちゃんの父親--つまりお好み焼き屋の主人は、典型的な昔気質の頑固オヤジだ。

 この回では、やっこちゃんの街まで出かけていった橋蔵とジュリアーノがやっこちゃんと遭遇して、やっこちゃんが橋蔵とジュリアーノを自分のお好み焼き屋に連れて行ってあげる。

 そこでお好み焼きを食べさせるわけだ」

や「えーと、思うに、やっこちゃんと橋蔵のお兄さん(剛)が恋仲になるような展開になるみたいですね」

ば「そうだろうね」

や「で、橋蔵のお兄さん(剛)とやっこちゃんは、いったいどうやって出会うの? 

 だって、いままでの説明だと、剛の陰が薄いじゃん。ほんとに橋蔵とジュリアーノのほうが主役なんじゃないかって思うよ」

ば「たしかにね、EDのタイトルも『ぼくのジュリアーノ』だしね。

 でも、剛とやっこちゃんがどうやって出会うかは、もう観てもらうしか無いね。

 せっかくロハで1話が観られるんだし」

や「結局丸投げかよ……」

ば「だって最初からネタバレしたらつまんないじゃん」

や「お前はもう少しあらすじの紹介が上手くならんとな」

ば「一生懸命やってるのに!! (´;ω;`)

サザンオールスターズ『海のYeah!!』(その2)

 

海のYeah!!

海のYeah!!

 

 

9 「鎌倉物語

KAMAKURA』に収録された原由子ボーカル曲である。アルバム曲であるわりに聴く頻度が高い。

10 「Bye Bye My Love (U are the one)」

 僕が『KAMAKURA』で二番目に好きな曲。一番好きな曲は、このアルバムに収録されていない。

 11 「ミス・ブランニュー・デイ

 言わば巷の女子大生を皮肉った曲である(ざっくり解説)。いつの時代も「ミス・ブランニュー・デイ」はたくさんいるものである。ところでWikipediaによると「『ミス・ブランニュー・デイ』風の女子大生への批判を意図しているわけではないし、桑田もそう語っている」と記述してある。

 ところが桑田がそう語ったという出典が示されていないし、第一、歌詞の解釈はリスナー側がやるものだと僕は思っている。まして「作者の意図」を歌詞から読み取ることなど、僕はしない。Wikipediaの記述に沿うならば、たしかにサビに「ラプソディー」は出てくる。しかしながら、そこから「作者の意図」を汲み取るのは、飛躍してはいないか? 「桑田がこう言ったから」という時点で思考停止していないだろうか?

 それはそうと、日本女子大学の、東京六大学のサークルにインカレしてそうな女子大生をどうしてもイメージしてしまう曲である。

 

12 「海」

 実はシングル曲ではない。『人気者で行こう』は、僕がサザンのオリジナルアルバムで最初に聴いたアルバム。10年以上聴いているので聞き飽きた感がある。かといって次作の『KAMAKURA』は2枚組で気軽には聴けない。最近は『綺麗』を聴いている。『綺麗』から『KAMAKURA』への3枚は、好きだ。

13 「みんなのうた

 活動休止から復帰した曲。あきらかに音が現代風になっている。

14 「希望の轍

 ぼくがサザンオールスターズで一番好きな永遠の名曲。しかしながら、残念にも「稲村オーケストラ」名義の曲であり、純粋にサザンの曲? であるかは疑念が残る。でも、もう「『希望の轍』はサザンオールスターズの曲である」と言ってしまっていいのではないのだろうか。

 僕のオヤジは「歌詞よりも曲がよければそれでいい」という考えを音楽に対して持っていた。正直『稲村ジェーン』とかそこらへんのいきさつはわからない。曲がよければそれでいい。ただし歌詞の曲へののせ方は「桑田節」の真骨頂だと思う。 

15 「忘れられたBig wave」

 DISC1のトリ。ではあるが、正直記憶にない。

サザンオールスターズ『海のYeah!!』(その1)

 

海のYeah!!

海のYeah!!

 

  せっかくなので、サザンオールスターズのベストアルバム『海のYeah!!』収録曲について述べたいと思う。

 

DISC1(SEA SIDE)

1 「勝手にシンドバッド

 従来の邦楽の概念を根底から覆した曲。その一言に尽きる。

 

 尽きる……のだが、少しだけ付言したいことがある。

 僕は、吃音癖がある。滑舌が恐ろしく悪く、五十音のなかでうまく発音できない音がいくつかある。子どものころは、そこに付け込まれて、よくいじめられたものだ。

 所謂『桑田語』については、意見が両極端に分かれている印象がある。マイナスの意味で日本語を破壊した、と、僕の大学の恩師はおっしゃっていた。勝手にもう退官されたその先生を僕は崇拝しているのだが、桑田佳祐に関してはまったく真逆の評価で、「よくぞ日本語を破壊してくれた」と内心思っている。そのバックには、確実に僕自身の歪んだ言語体験がある。

 

2 「いとしのエリー

 僕のカラオケの十八番。もうこの記事で触れたので、詳細は省く。

 

 1979年のNHK紅白歌合戦に、サザンはこの曲で出場している(ちなみに美空ひばりが出演した最後の紅白歌合戦である)。山川静夫アナウンサーに曲紹介されたときの歓声が、他の出場歌手より少しだけ大きかった気がする。

 

3 「C調言葉にご用心」

「C調」とは、「調子がいい」という意味。「いとしのエリー」と同じ年の楽曲だったんだ、という感想。今はそれくらいしか思い浮かばない。

 

4 「栞のテーマ

 最近になってこの曲が好きになった。複数の女性タレントの名前の由来になっているのも分かる気がした。

 

5 「いなせなロコモーション

 耳に残っている曲……であるが、さすがに37年前だと経年劣化があるような気がする。といっても『栞のテーマ』の1年前。原由子のコーラスが桑田のボーカルに被さるのが印象的である。

 

6 「夏をあきらめて」

 高校時代、この曲が好きだった。研ナオコのバージョンではなくオリジナルのほうが好きだった。

 

7 「チャコの海岸物語

 あまりにも歌謡曲色が強くてオリジナルアルバムから弾かれたらしい。最後の歌詞の意味がわからない。どうしてピーナッツが「愛する対象」になるのだろうか。ピーナッツがザ・ピーナッツのことだとはわかっていても謎が残る。今度Twitterの某フォロワーに訊いてみたいところだ。

 

8 「匂艶(にじいろ)THE NIGHT CLUB」

 かつて、某ばふちんカントリーの某BSSラジオの某「しんじないと倶楽部」という番組で、効果音として盛んに使われていた曲。

 

<つづく>

1985年のフジテレビとフジテレビ系アニメ……というよりも、秋元康について

  小学生の頃、カレーライスのCMに秋元康が出ていた。秋元康は「評論家」という肩書きでCMに出ていた。

 

「ねぇ、母さん、『評論家』ってどんな仕事?」

 

 いまだかつて、子どもの無邪気な質問の中で、これほど大人が答えに窮するような質問があっただろうか。ただ、「評論家なんてなるもんじゃない」と家族がその時言っていたのはおぼろげに覚えている。

 

 当時の秋元康は、漫画原作者としての印象が強かった(『あずきちゃん』『ナースエンジェルりりかSOS』)。90年代中盤の話である。

 

「うたばん」というTBSのテレビ番組を覚えているだろうか? 中居くんととんねるず石橋タカが司会の、歌番組を装った破壊的コント番組である。1996年放送開始で、なんと2010年まで続いていた。最初は火曜21時台の放送だった。1999年から木曜20時台に枠移動し、子どもが見やすい枠になった。「週刊ファミ通」のCMが毎週放送されていたのを覚えている。

 中学の時、「うたばん」の破壊的なギャグに一時期凝っていた。石橋タカが、NHK教育の幼児向け番組の歌を歌ったりするのである。お台場のフジテレビ本社が破壊される回もあった。モーニング娘。とか、松浦亜弥とか、ハロプロ勢がよくゲストで出ていた。

 秋元康は、「うたばん」で”構成”としてクレジットされていた。「構成ってなにをやるんだろう?」と思っていた。今でもわからない。「評論家ってどんな仕事?」と相似した疑問だった。

 

 僕は当時保健室登校で、親はこのまま学校に通わなくなるのではないかと心配していた。母親が、『自分地図を描こう』という、秋元康が書いた、自己啓発本色が極めて濃いエッセイ本を買ってきて、読ませた。

 

自分地図を描こう

自分地図を描こう

 

 

 何が書かれていたかは、最早覚えていない。ただ、「総スカン」という言葉を、その本で知ったのを覚えている。

 

 2005年12月8日、AKB48誕生。当初は格下扱いで自然にフェードアウトしていくだろうという予測もあった。というか僕がそう思っていた。しかし、2010年代に入り急激に売り上げが膨らみはじめ、関連ユニットがかつてないほど増殖した。

 

 大学を卒業する頃、僕は母親にこう言った。

「完全に秋元康がやってることは『おニャン子クラブ』をなぞっているね」

「今の子は、そんなこと知らないわよ。知らなくて幸せじゃないの」

 

 ……というわけで『夕やけニャンニャン』(1985年開始)や『ハイスクール! 奇面組』(1985年開始)について触れたいのですが、長い前置きは確実に必要だったと思う。