読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

願いがいつか叶うまで

ひとりじゃない

「電撃文庫ムービーフェスティバル」

 2007年春。
 シネマサンシャイン池袋
 そこに僕はいた。

 

電撃文庫ムービーフェスティバル」
 それを観るために、階段にオタクが列をなしていた。どこまでも続くオタクのスパイラル階段………その中に僕もいた。
電撃文庫ムービーフェスティバル」とは、何だったのか。あなたは「東映まんがまつり(東映アニメフェア)」を知っているだろうか。知っているなら話が早い。「電撃文庫ムービーフェスティバル」は電撃文庫版「東映まんがまつり(東映アニメフェア)」と言ってよかった。だが「東映まんがまつり(東映アニメフェア)」とは何ぞや、という人にも説明しよう。要するに、アニメ映画を何本かで抱き合わせ上映する企画である。すなわち「電撃文庫ムービーフェスティバル」の上映ラインナップは、

・『灼眼のシャナ
・『キノの旅
・『いぬかみっ!

の三本立てであった。
 このうち、『灼眼のシャナ』はテレビ版のストーリーを再構成した映画。『キノの旅』と『いぬかみっ!』は完全新作……だったはずだ。

 

 2007年春。
 僕は、「おのぼりさん」だった。
 東京の大学に通うため、山陰のド田舎からはるばるやって来た。どうしようもなく田舎者だった。何も知らなかった。東京に「最適の場所」があるとただ信じて、自分を投げ込んだ。
 上京したら、アニメを観るものだと思っていた。地元の高校では、自分の中のオタクという性質をひた隠しにしていた。オタクであることがばれたら、村八分にされるような空気があった。僕は文学青年を演じていた。けれども某大学の文学部にいざ入ると、文学に対する無知が次々と白日のもとにさらされていった。僕は文学青年を「演じていた」のであって、ほんとうの文学青年ではないことを知った。
 2007年春。
 下宿に録画機はなかった。
 だから、携帯のワンセグで深夜アニメを録画して、出先で観ていた。
 ところが、大学が始まって程なくして、流行性感冒により思わぬ休校期間が発生した。生活リズムが崩れた。夜更かしをするようになった。『sola』というアニメと『ひとひら』というアニメがお気に入りで、毎週深夜観ていた。
 そのころは、アニメオタクとしての義務感があった。『月刊ニュータイプ』と『アニメージュ』を、まだ毎月丹念に読んでいた。「電撃文庫ムービーフェスティバル」の情報も、アニメ雑誌で知ったのだと思う。アニメ映画の公開に際しては、劇場に足を運ばなければならないという義務感があった。
 というわけで、上京して僕が初めて観た映画は「電撃文庫ムービーフェスティバル」だった。

 

 それでは、「電撃文庫ムービーフェスティバル」で、一体何が起きていたのだろうか。当時のシネマサンシャインの「空気」を、思い起こしてみる。
 まず、シャナと悠二の出会いを描いた『灼眼のシャナ』が、無難に上映された。
 次に、「病気の国」という副題のついた『キノの旅』も、無難に上映された。
キノの旅』が終了した時点で、僕はトイレに立った。
いぬかみっ! みたいなクソアニメはスルーだ」
 みたいなオタクの声が耳に入ってきた。
 しかし……、劇場が最高に沸いたのは、その『いぬかみっ!』だった。そのインパクトは、前に上映された二作を完全に食ってしまった。
 劇場版『いぬかみっ!』とは何だったのか。
 僕はそれまで、原作・アニメ含め、『いぬかみっ!』という作品について何も知らなかった。
いぬかみっ! THE MOVIE 特命霊的捜査官・仮名史郎っ!』というのが、この映画の正式タイトルである。
 正直に告白すると、10年以上前の映画であり、筋をほとんど覚えていない。僕が断片的に覚えているのは、

 

①TV版の表現規制が大幅に緩和された(らしい)こと
②仮名史郎役の速水奨が何役も演じていたこと(EDクレジットで拍手が沸いた)
高町なのは涼宮ハルヒのコスプレをしたおっさんが出てきたこと
④途中から観客がみんな笑い通しだったこと
 

 特に③は強烈に覚えている。この映画の監督である草川啓造が、『魔法少女リリカルなのは』の二期と三期の監督であることを、僕は知らなかった。そういう情報を仕入れていたら、高町なのはのコスプレをしたおっさんが出てくるのも合点がいく。だが、あまつさえ涼宮ハルヒのコスプレをしたおっさんも出てくるのだ。僕たちは笑った。涙が出るほど笑った。

 

 

 

『ダービースタリオン』『実況パワフルプロ野球』『スーパーロボット大戦』の影響について 第1話

ダービースタリオン96』
ダービースタリオン96

ダービースタリオン96

 

 

「『ダービースタリオン96』が発売されたのは、1996年3月15日だったそうです。これはスーパーファミコン専用ソフトです。当時、我が家はゲーム機をスーパーファミコンしか所有しておりませんでした。1996年3月15日発売ということは、スーファミというハードの末期に近いソフトであるといえます。
ダビスタ96』の他にも、『星のカービィ スーパーデラックス』、それとこれは95年の年末商戦のソフトですが、『天外魔境ZERO』も買ってもらった覚えがあります。我が家のどこにそんな金があったのでしょうか。親は『当時はバブリーだったから』と言っていますが、もうバブルはとっくの昔にはじけていたはずです。
ダビスタ96』は、ソフトの形が、一般的なスーファミ用ソフトよりも大きな形でした。ちょうど1996年といえば、(私は観ませんでしたが)『みどりのマキバオー』がテレビアニメ化された年であり、現実の競馬界ではサンデーサイレンス産駒が猛威をふるい、売り上げ面でも有馬記念の馬券売り上げがギネス記録となっていて、90年代前半の競馬ブームが持続している状態でした。ちなみに、この年のダービー馬はフサイチコンコルドでした。
 けれども小学校低学年の私には現実の競馬でどんなことが起こっていたかなど知っているはずもなく、攻略本にしたがって『ダビスタ96』をプレーしておりました。もしかしたら、その攻略本を通して、競馬のことを生まれて初めて認識し始めた、言い換えれば、その攻略本を読んだことが、のちに競馬にハマる伏線となったのかもしれません。『トウカイテイオー強い・・・ビワハヤヒデ強い・・・ナリタブライアン強い・・・サンデーサイレンス高い・・・』とかね。
ダビスタ96』では、競走馬と騎手の名前が実名なのですが、実はこれはダビスタシリーズでは異例でした。昔のダビスタだと、オグリキャップが『アグリキャップ』、武豊が『滝登』、といった具合になっていました。わたしはそんなことなどつゆ知らず、馬を育てていたわけでした。

 

人の進路に影響を与えるゲームソフト

 JRA栗東トレーニングセンター所属の川島信二騎手は、競馬を知ったきっかけがダビスタだったそうです。また、競馬予想家の亀谷敬正さんは、もともとダビスタの攻略で有名になった人で、当時は20歳以上でも学生は馬券を買えませんでしたから、なんと大学を中退して予想家になり、現在に至っているということだそうです。
 このように、ダビスタは人の進路にも影響を与えるほど、もしかしたら競馬ゲームというジャンルの枠を超えて、大きな存在であったわけです。

 

ダビスタの歴史

 ここで、ダビスタの成り立ちから最盛期までを振り返ってみようと思います。
 まず第1作『ベスト競馬・ダービースタリオン』は、1991年の末に、ファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されました。
 完全にWikipediaにおんぶに抱っこ状態でしゃべっておりますけども、この第1作『ベスト競馬・ダービースタリオン』には”穴”がありました。”穴”とは”欠落”ということですね。具体的には、『関東のレースにしか出走できない』『牡馬しか所有できない』『だから桜花賞オークスは存在しない』というものです。
 というわけで、そういう不備を(一部)埋めた第2作『ダービースタリオン 全国版』が1992年に、やはりファミコン用ソフトで発売されました。一部というのは、牝馬はまだ所有できなかったのです。『全国版』という名が示すとおり、関西のレースにも出走できるようになったわけです。それにしても1992年といえば、『スーパーマリオカート』が発売され、『ストリートファイターII』が移植された年ですので、完全にスーパーファミコンの時代になっていたはずです(そういえば『ドラゴンクエストⅤ』も92年発売でした)。にもかかわらず、薗部(博之)さんはファミコンで『ダビスタ全国版』を出したわけです。
 第3作が『ダービースタリオンⅡ』です。晴れてプラットフォームがスーパーファミコンになりました。1994年発売ですから、現実の競馬界では、ビワハヤヒデナリタブライアンの兄弟が大レースを勝ちまくっていた年でした。ここから牝馬が所有できるようになり、競走馬育成ゲームとして完成されていきます。
 第4作が『ダービースタリオンⅢ』。1995年1月発売ということは、サンデーサイレンスの初年度産駒が暴れまくっていた時期です。実はわたし、『ダビスタⅢ』の攻略本だけ所有しておりました。サンデーサイレンスは、どんな扱いだったんでしょうか? ここで競走馬育成ゲームとしての『ダービースタリオン』は完成され、売り上げもミリオンを超える大ヒットシリーズとなります。

 そして、シリーズでもっとも売れたのは、プレイステーション用の『ダービースタリオン』です。シリーズは回を重ねているにもかかわらず、『ダービースタリオン』に何もついておりません。シンプルイズベストということでしょうか。
 PS版『ダビスタ』が発売されたのは1997年7月。その約半年前に『ファイナルファンタジーⅦ』がPS専用ソフトとして発売、『FFⅦ』の破壊力は計り知れないものがありました。その流れに乗って・・・・・・といったら失礼ですが、PS版『ダビスタ』は競馬ゲーム史上1番売れたソフトになりました。ちなみにこの年のダービー馬はサニーブライアンです」

『ダービースタリオン』『実況パワフルプロ野球』『スーパーロボット大戦』の影響について 第0話

はじめに

 

「きょうは、3つのゲームソフトの話をします。すなわち、『ダービースタリオン96』・『実況パワフルプロ野球 ’99開幕版』・『スーパーロボット大戦α』であります。
 この3つのゲームソフトが、いまの私の嗜好に大きく関わっているのです。


ダービースタリオン』は、競馬ゲームの代名詞です。私は、『ダビスタ』と漫画『みどりのマキバオー』で競馬を知った世代にあたります。あれから20年経ちましたが、どうやら私は、同世代の競馬ファンよりもちょっとだけ競馬の知識に”うるさい”人種になってしまったようです。


実況パワフルプロ野球』シリーズは、『プロ野球ファミリースタジアムファミスタ)』シリーズと入れ替わるようにして、野球ゲームのイニシアチブを握りました。3作目の『実況パワフルプロ野球3』から、『サクセスモード』というモードが搭載され、『パワプロ=サクセス』というイメージが作り上げられました。現在では、『パワプロ』シリーズの影響力は往時ほど大きくないようです。しかしながら、『パワプロ』のおかげで、私は(野球をやった経験がないしそれほど野球中継を観ているわけではないのですが)、野球選手と野球記録、そしてプロ野球の歴史について無駄に詳しくなってしまいました。
 

 そして『スーパーロボット大戦』シリーズは、いわゆる『キャラゲー(キャラクターゲーム)』の裾野を大きく広げました。現在のような体裁に『スパロボ』がなったのは、ファミコン用ソフトの『第二次スーパーロボット大戦』からです。以後、スーパーファミコンで『第三次スーパーロボット大戦』『スーパーロボット大戦EX』『第四次スーパーロボット大戦』と続いていきます。そして、セガサターンプレイステーション用のゲームとして発売された『スーパーロボット大戦F』『スーパーロボット大戦F完結編』で、いちおうの区切りを迎えるわけです。
 そして、『スーパーロボット大戦α』シリーズから、制作体制が代わり、ソフトの売れ行きも最高潮に達していきます。
 私が『スーパーロボット大戦』シリーズからどんな恩恵を被ったか。やはり、アニメに対する知識だと思います。昭和期(特に80年代)は、オリジナルアニメ作品(特にTVシリーズ)といえば、『ロボットアニメ』と『魔法少女アニメ』と相場が決まっていたらしいです。とりわけ80年代前半には、巨大ロボットアニメが乱立するような状況になったわけで、その頃の作品が大量に『スパロボ』に参戦しているわけです。
スパロボα』が発売された時点では、昭和期のロボットアニメの勢力が強く、続編の『α外伝』ともども、自分が生まれる前のアニメに対する知識を植え付けられたわけであります。
 

 それでは、私が競馬を知るきっかけとなった、『ダービースタリオン96』からお話させていただこうと思います」

前川たけし『鉄拳チンミ Legends』11巻

 

鉄拳チンミLegends(11) (講談社コミックス月刊マガジン)

鉄拳チンミLegends(11) (講談社コミックス月刊マガジン)

 

 

ばふちん「おいおい、『鉄拳チンミ』って、俺が生まれた年にアニメ化された漫画だぞ」
やこぶそん「タイトルよく見ろよ、『Legends』って付いてるだろ」
ば「それはわかってるよ。『月刊少年マガジン』に長期連載が多いことも把握してる。
 俺が言いたいのは、なぜ今更『鉄拳チンミ』なんだってことだよ」
や「今更『鉄拳チンミ』に興味を持つやつが少ないからだよ」
ば「( ゚Д゚)ハァ?」
や「ちなみに、俺自身は、『鉄拳チンミ』とか『海皇紀』とか『なんと孫六』とか、『月刊少年マガジン』系列の、なんというか、週刊連載の少年漫画と比べて華々しくはないけど、ずっと続いていた――あるいは今も続いている――長篇漫画に、最近、シンパシーを感じてるんですよ」
ば「たしかに『月刊』である時点で日の目を見ないよな。
四月は君の嘘』や、月刊じゃなくて『別冊少年マガジン』案件だけど、『進撃の巨人』は、日の目を見たけどな」
や「例外なんだよ。例外だから日の目を見たんだよ」
ば「『月刊少年ジャンプ(廃刊)』でいえば、『わたるがぴゅん!』とか『かっとび一斗』とか『イレブン』とか、そういうポジションの漫画にスポットライトを合わせたいと?」
や「まぁ七割がた合ってるかな」
ば「残りの三割は何なんだよ・・・・・・」

 

や「いまさっき『鉄拳チンミ』に『Legends』が付いてるっていう話したけどさ、あの『Legends』にはちゃんと意味があるんだよ」
ば「どんな意味だよ」
や「このシリーズで、主人公のチンミは『国家功労賞』を受けるんだよ」
ば「国民栄誉賞みたいなものか?」
や「ちょっとズレてるな。
 チンミが『国家功労賞』をもらった理由は、『天覧武道会で優勝し、皇帝陛下暗殺を防いだ』からだということが、この単行本11巻の『前巻まで』の記述から読み取れる」
ば「皇帝陛下の暗殺を防いだなら、国民栄誉賞より、『国家』功労賞のほうが、確かにしっくりくるな」

 

や「まぁ『鉄拳チンミ』ってタイトルの通り、主人公はチンミなのだが」
ば「はい」
や「この巻で主人公の視点を担っているのは、どうもチンミではないんだよ」
ば「そりゃ、どういうことや」
や「ほら、あるだろ、作品が長期化すると、新しいキャラが主人公の立場に近づいていくってことが」
ば「たしかにな」
や「で、この巻で実質的な主人公の立場に近い――実質的な主人公『である』とは言えないけど――キャラクターは、『レンカ』という女の子だ」
ば「誰?」
や「国軍の最高司令官・オウリン将軍の娘らしい」
ば「そりゃ大変な身分だな」
や「この巻の冒頭でレンカは、『チンミの記録係になりたい』という風なことを言うんだ」
ば「ああ、長期連載漫画にありがちなポジションのキャラクターなんだな、そのレンカって子は」
や「俺、さっきも同じようなこと言ったでしょ? 作品が長期化すると、レンカみたいな立ち位置のキャラクターが出てくるんですよ。
 でも、レンカ以前に、チンミには『ヤン』っていう存在があるんだ」
ば「誰?」
や「正ヒロインに決まってるだろ。まぁ、チンミの幼なじみの女の子ってとこだ」
ば「それはレンカにはきついな。『当て馬』みたいなもんじゃねえか」
や「でも、レンカがいないと、この巻の物語は成り立たない・・・・・・言い換えるなら、『物語が物語にならない』ってところか」

 

ば「で、どんな話なんだよ、『鉄拳チンミ Legends』の11巻は」
や「一言で言うと、チンミが”水害”に立ち向かう話だ」
ば「水害?」
や「そう、本編では『大水(おおみず)』と表現してるけど、要するにチンミの村に洪水が襲ってくるんだ」
ば「それって、3・11とか、時期が時期ならヤバい話なんじゃ・・・・・・」
や「東日本大震災が起こる何ヶ月か前に、この巻に収録している話は『月刊少年マガジン』に掲載された」
ば「マジかよ」
や「だから、ちゃんと作者もカバーの折り返しで言及してる。『単行本作業中に東北・関東地方が未曾有の大災害にみまわれる現実のニュースに直面しました』と。
 本編は、チンミの村を流れる川の上流が決壊するところから話が動いていく。
 ところが、あろうことか、とある事情により、ヤンは上流側に向かってしまう」
ば「なるほど、それでヤンが『大水』に巻き込まれて、彼女をチンミが救う、っていう筋になっていくわけだな」
や「こういう所だけ、お前は勘がいいんだな・・・・・・」
ば「でしょでしょ? (・∀・)」
や「ちなみにこの11巻は丸ごと水害に関する話であって、言い換えればこの巻だけで『読みきり』のような形になっているので、おれのような『鉄拳チンミ』初心者もとっつきやすく、続きを待たされる心配もないのだ」
ば「そういったストーリー漫画って、案外少ないよな」

明石家さんまの出演番組について

『さんまのまんま』が終わった。フジテレビ系列の長寿番組が、どんどん終わっていく気がする。かといって『さんまのまんま』に格別な思い入れがあるわけではない。

 

 どうやら『さんまのまんま』の後継番組は『おかべろ』のようだ。『おかべろ』は、ナインティナイン岡村隆史がメインの番組で、ロンブー田村亮と共演しており、「秘伝ハンター 隠し味を当てましょう!」というロケコーナーには間寛平村上ショージが出演している。言わば吉本興業の大物で固めた布陣、といった雰囲気である。ゲストが来て、岡村や亮とトークするという体裁は、『さんまのまんま』とあまり変わっていない。

 

 ところで、『おかべろ』は、僕の地域では、土曜の夕方6時からの放映である。たしか、『さんまのまんま』もこの枠だった気がする。ちなみに『ミュージックフェア』は、僕の地域では放映されていない。

 

 この間、『踊る! さんま御殿!!』を人生で初めて真剣に観た。ほかに観る番組もなかったし、その週のお題が面白そうだったからだ。『さんま御殿』は、番組スタイルが僕の小学生時代からほとんど変わっていない。お題があって、視聴者から送られたハガキを元にVTRを作る。VTRが流れたあとでスタジオでのトーク・パートとなる。スタジオでは、上段からゲストがさんまを取り囲む形になっている。
 基本、『さんま御殿』には無関心でやってきた。その原因は、裏の放映枠(火曜20時)に『学校へ行こう!』が枠移動したからであろう。僕は小中学生時代、枠移動したあとの『学校へ行こう!』を、ほぼ毎週欠かさず観ていた。だから余計に『さんま御殿』の印象が薄いのである。

 

さんまのSUPERからくりTV』も、そういえば終わってしまった。僕はこの番組に関しては「ご長寿早押しクイズ」以外に興味がなかった上に、「ご長寿早押しクイズ」は番組の一番最後の方にやるコーナーだった。あの番組のおかげで、中村玉緒の立ち位置がいまだによくわからないでいる。それでも家族は、日曜の19時台はほぼこの番組を観ていた。

 

 そういえば『さんまのナンでもダービー』という番組もあった。幼少期の頃なので、ほとんど覚えていない番組である。ただ、うちの地域では日曜の昼間に放映されていたような記憶がある。番組タイトルが示すとおり、パネラーがレースの優勝者を予想する番組だった。この番組の後番組が、『ウッチャンナンチャン炎のチャレンジャー炎チャレ)』である。

 

 そういえば『明石家マンション物語』というコント番組もあった。これはフジテレビ系の水曜夜の番組である。
 鮮明に覚えていることがある。この番組の放映当時(2001年)に、膵炎で入院したことがある。この番組が放映されるのは、病院の消灯時刻のあとだった。しかしながら僕はこの番組がどうしても観たくて、病室のテレビでこっそりと観ていた。しかしながら、テレビの音声とぼくの笑い声がナースステーションに漏れており、懐中電灯を持った看護師さんに発見され怒られたということがあった。

 

 さんまは、フジテレビ系の『ホンマでっか!?TV』という番組のMCを2009年から務めているようだが、この番組は一度も観たことがない。

燃え上がるテレビアニメ 2002.4~2006.4 第二十一回

ばふちん「ところで、ドゥーニャちゃんの声って、大西沙織に似てると思うんだけど」
ドゥーニャ「ど・・・・・・どう反応したらいいかわからないです」

 

あずまんが大王』、もう少しだけ

 

あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

 

 

・ちよちゃん:金田朋子
・大阪:松岡由貴
・ともちゃん:樋口智恵子
・よみ:田中理恵
・榊:浅川悠
・神楽:桑島法子
・ゆかり先生:平松晶子
・みなも先生(にゃも):久川綾

 

ソーニャ「金田朋子さんは、最近テレビ番組でよく見かけましたねえ」
ばふちん「まぁ、金朋(←金田朋子の略称)の第二次黄金期というか――」
ソーニャ「第二次?」
ば「ちょうど『あずまんが大王』などが放映されていた時期が、金朋の第一次黄金期だ」
ソーニャ「『あずまんが大王』以外だと?」
ば「『デジモンテイマーズ』『ボンバーマンジェッターズ』とか・・・・・・」
やこぶそん「まぁ、そういったアニメで重要な役を演じてるわけだな。
 彼女は異業種からの転向組だったんだけど、デビューしたての頃からいきなり大役を複数任されてる」
ば「そんなこと言ったら大阪の中の人(松岡由貴)だって異業種からの転向組じゃん」
や「たしかに」

 

ば「ところで、このアニメ、たしかにトップクレジットは、ちよ(金田朋子)なんだけど、原作やアニメを深く理解していない奴らにとっちゃあ、『主演:金田朋子』って『勘違い』しちゃうんだよね」
ソーニャ「えっ!? どういうことですか?」
ば「思うに、『あずまんが大王』に主人公なんていないんだよ」
や「あ、それは同意。すべての話で、ちよちゃんがメインになるわけではもちろんないし」
ば「でも、インターネットだけで調べた『インスタントな』情報だけで語っちゃうやつは、『あずまんがの主演=金朋』って誤解してしまう」
や「最低限、Wikipediaの本文を読めば、原作をひっくるめて、一種の主人公が存在しない群像劇であることを理解できるはずだが・・・・・・」
ば「俺が言ってるのは、Wikipediaの該当項目(つまり、『あずまんが大王』)の本文すら読まないやつだよ」
や「ははぁん、ばふちんよ、もしかしてお前、昔の自分のことを話してるんだな(・∀・)ニヤニヤ」
ば「ギクッ!
 まぁインスタントな情報の摂取――『しょぼいカレンダー』のキャスト欄だけ見て判断するとか、Wikipediaを斜め読みするだけとか――時間の節約にはなると本人は思ってるけど、実は遠回りしてるわけだ」
や「つまり、本編観ろってことね」
ば「そうね、とにかく本編映像に食らいつけ、ってことだね」

 

 

 

ドゥーニャ「あの、『ガブリールドロップアウト』を観たんですけど、本当にわたしの声、大西沙織さんに似てましたか?」
ば「ヴィーネちゃんとか、まさにそうじゃないか」
ドゥーニャ「(憤然として)はぁ・・・・・・」

燃え上がるテレビアニメ 2002.4~2006.4 第二十回

あずまんが大王 THE ANIMATION(2002年春アニメ)

 

ばふちん「これ、滅茶苦茶人気あったよね。
 たしか、当時の2ちゃんねるで、『地上波放映の最終回を録画できなかった!!(涙)』って騒いでるやつがいっぱいいたし。
 よみ(田中理恵)と神楽(桑島法子)は『ガンダムSEED』のメインキャラも演じてる」
やこぶそん「でも、原作の人気があったセリフが、削られたりしてたぜ。
 例えば、よみの『シュークリーム分が不足してきた』とか」
ば「そうだったっけ?」
や「おれは原作漫画を全部読んでからアニメ版を観たんだよ。
 すると、どうも、原作とのテンポの違いに違和感があったんだよね」
ば「たしかに、漫画を先に読んでいると、アニメ版のテンポが『もったり』しているような感覚を覚えるときはあるわな」
や「栗コーダーカルテットのBGMは素晴らしかったけどね。
 あと、もう一つこのアニメで素晴らしかった点は、大畑清隆担当回」
ば「そうね、大畑清隆担当回は、演出がやたら凝ってて、楽しかったよね」
や「本人にとっても色々キツい時期だったと思うんだよ。
 この演出家は、かなり古株なんだけど、前年(2001年)の『シスター・プリンセス』で、初めてTVシリーズの監督を任されたんだけど、『ウニメ』とか散々に言われて、監督も途中で降りて――」

 

ソーニャ「あの、大畑清隆さんは、近年はどんな作品に携わっておられるんですか?」
や「代表的な仕事は、『WORKING!!』シリーズのOP映像だね」
ソーニャ「あ! 知ってます!! すごく斬新なオープニングだと思いました!!」

 

ば「やこぶそんよ」
や「何?」
ば「ちょっとは『あずまんが大王』の監督(錦織博)にも触れてやれよ」
や「やだ」
ば「( ゚Д゚)ハァ? 錦織博に失礼だろ!!
ソーニャ(なんか今回はボケとツッコミが逆転してる・・・・・・)

燃え上がるテレビアニメ 2002.4~2006.4 第十九回

ばふちんとやこぶそんが約二週間ぶりに帰ってきました

 

ドゥーニャ「どこ行ってたんですか!! 銭湯に行く、って行ったきり、帰ってこなかったじゃないですか! どんだけ遠くのお風呂に入りたかったんですか!?」
ばふちん・やこぶそん「トルコ
ドゥーニャ「(赤面)」
ソーニャ「ええっ!? (゚д゚)
 ばふちんさんとやこぶそんさん、トルコまで海外旅行に行ってたんですか!?」
ドゥーニャ「(顔を赤らめて)そ、ソーニャちゃん、たぶん、そういうことじゃないの・・・・・・!」
ソーニャ「?(^^)」

あずまんが大王 THE ANIMATION』(2002年春アニメ)

 

あずまんが大王 (3) (Dengeki comics EX)

あずまんが大王 (3) (Dengeki comics EX)

 

 

やこぶそん「それはいいとして、我々は前に進まなければならないわけだ。
 というわけで、次のお題は『あずまんが大王』だ」
ばふちん「『ぴたテン』にしても『あずまんが大王』にしても同時期に電撃系の雑誌で連載されているね」
や「前回まで取り上げていた『ぴたテン』のコゲどんぼ、今回からのお題の『あずまんが大王』のあずまきよひこ、『ぴたテン』と『あずまんが大王』の少し前に『ラブひな』の連載を始めた赤松健――このあたりが、現在の『萌え』のルーツであるような気がするな」
ば「『ラブひな』は、『ぴたテン』と『あずまんが大王』の少し前にアニメ化されているね」
や「少し後になると、PEACH-PITが『ローゼンメイデン』で表舞台に出てくる」
ば「介錯は――」
や「もうとっくに『鋼鉄天使くるみ』はアニメ化されてたよ、『円盤皇女ワるきゅーレ』の1期がこの年(2002年)だったような気がする」
ば「(スマホで調べてみて)本当だ」
や「あとは中山文十郎が原作者である『まほろまてぃっく』の作画を担当したぢたま(某)や、ワンダーファーム=六月十三の一連の作品――」
ば「CLAMPは違うの?」
や「全然違うだろ。『X』や『魔法騎士レイアース』がいつ始まった作品だと思ってるんだよ」
ば「たしかに」

 

ソーニャ「あの~、さっきから出てくる固有名詞? が全然わからないんですけど・・・・・・」
や「ムリもないよ、ソーニャちゃんが幼稚園児ぐらいのころの『萌え』事情の話してるんだもの」
ば「ところで、ドゥーニャちゃんは?」
ソーニャ「そういえば居ないですね」

 

「ドカドカドカ・・・・・・」

 

ソーニャ「あ、ドゥーニャちゃん、来ました」
ドゥーニャ「ばふちんさんとやこぶそんさんには、羞恥心ってものがないんですか!?」
ば「?」
や「?」
ドゥーニャ「そ、その・・・・・・風俗に行っていたということを、わざと『トルコの風呂に行ってた』とか、そういう勿体ぶった表現で・・・・・・」
ば「いや、おれたちは、本当にトルコに行っていたんだよ」
や「そうでなきゃ二週間も姿を現さないなんてありえないよ」
ドゥーニャ「じゃ、じゃあ・・・・・・パスポートを見せてください・・・・・・」
ば・や「はい」
ドゥーニャ「!? 本当に、パスポートで、海外に・・・・・・(゜o゜;)」
ソーニャ「うわー! うらやましい」
ば「(小声で)あのね、ドゥーニャちゃん、性病は持って帰ってないから安心して」
ドゥーニャ「( ‘д‘⊂彡☆)」Д´) パーン」
ば「ああああああああ!」
ドゥーニャ「痴漢!!

スマートフォンから近況報告

えー管理人です。『東のエデン』の主題歌を聴きながら、この記事を書いています。先週から新居での生活を始めておりまして、まだ部屋にインターネットが通っておりませんで、更新が滞っておりましたことをお詫びいたします。
というわけで、スマートフォンをポチポチっとしまして、この記事を現在書いておるわけです。
ちなみに僕のスマホは骨董品同然なので、はてなブログ用のアプリすら対応しておらず、やむを得ず標準の文字だけでこの記事を書いているのです。

さて、新生活を始めてから何をしていたかというと、やがて(といっても6月頭ですが)パソコンでインターネットが使えるようになった時のために、ブログの『仕込み』をやっておるのです。
いま、当然ながらパソコンでインターネットはできないわけです。あまりにも退屈なので、自分が過去に書いた文章のファイルを漁っておりますと、『これはブログとして公開できそうだぞ』という記事が、二つほど見つかりました。近日中に公開しようと思っています。
そのほかにも、アニメのみならず、色んなカテゴリーに関する記事の下ごしらえをしておりますので、パソコンからの更新が可能になった段階で、どんどん記事を投下していきますので、何とぞよろしくお願い致します。
楽しみに待っててね。

燃え上がるテレビアニメ 2002.4~2006.4 第十八回

bakhtin1988.hatenablog.com

 

や「で、『美紗と並ぶもうひとりの最重要キャラ』って、誰だよ」

ば「悪魔だ」

や「悪魔!?」

ば「天使(美紗)がいるんだから、悪魔だって出るだろう」

や「微妙に『カレイドスター』とつながってるな、そこらへん・・・・・・。

 で、その悪魔の名前は?」

ば「それはね・・・・・・」

 

やこぶそん「何でやばふちん!! 『それはね・・・・・・』の続きがDVDなんて、おれ聞いてねぇぞ!!

ばふちん「あのね・・・・・・

や「教えろよ早く!! 悪魔の名前はなんなんだよ!!」

ば「サターニャ

や「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン」

 

ぴたテン(2002年春アニメ)

www.b-ch.com

 

ば「わかったよ、教えるよ。

 もうひとりの最重要キャラ=『悪魔』の名前は、紫亜(しあ)(CV:ゆかな)だよ」

や「なんか先っぽにデカい球体がついてる杖持った、黒髪の女の子でいいんだよな?」

ば「そうだよ。

 ついでに紫亜についている黒猫の名前は、『ニャー』(CV:冬馬由美)だよ」

 

ば「紫亜は美紗と同居することになる。美紗の言い分では、自分は紫亜と『同棲』しているんだと」

や「日曜朝のアニメなのに、ずいぶんハードな台詞回しだな」

ば「ちなみに、紫亜が美紗と同居するきっかけになる第4話は、いわゆる『温泉回』だ」

や「えっ」

ば「美紗と小星ちゃんの入浴シーンもちゃんとあるぞ」

や「え・・・・・・これ、テレビ大阪製作の日曜朝アニメだったんだよね?

 ってことは、当然テレビ東京系列の朝アニメなんだよね?」

ば「そうだよ」

や「この当時のテレ東系アニメって、そうとう表現規制が厳しかったんじゃないの? 『テレ東規制』ってよく言ってたじゃん」

ば「いや、『テレ東規制』なんて、実際のところ、なかったんだよ

や「( ゚Д゚)ハァ!?」

ば「銭湯行ってくる!! ( ^ω^)」

や「ちょっと待てや!! 詳しく話を聴かせろ!! 俺も銭湯に行くぞ( ゚Д゚)!!」

ばふちんとやこぶそん、タルコフスキーの小論文「2000年のテレビアニメ」を添削する(フジテレビ系編2)

 

デジモンアドベンチャー02 15th Anniversary Blu-ray BOX

デジモンアドベンチャー02 15th Anniversary Blu-ray BOX

 

 

大成功した『デジモンアドベンチャー』の直接の続編として『デジモンアドベンチャー02』が放送されたが、種々の要因により賛否両論アニメになる。後番組の『デジモンテイマーズ』では、世界観・登場キャラは一新されることとなった。

 

ばふちん「水谷優子が死んでから、もう1年は経つか・・・・・・」

タルコフスキー「・・・・・・たしかに、『賛否両論アニメになる。』の部分で、武之内空と石田ヤマトのカップリングが意識にのぼったのは認めます」

ば「あたり前田のクラッカーだろ」

タル「はぁ・・・・・・」

 

やこぶそん「ばふちんよ、”どの段階”で、空とヤマトが付き合い始めたか知った?」

ば「俺はねえ、『Vジャンプ』の増刊号*1で知ったんだよ・・・・・・」

や「ああ、表紙開いてポスターめくろうとすると、いきなりヤマトが空の肩を持っているという・・・・・・」

ば「コノウラミハラサデオクベキカ!!!!!!!!!

タル「落ち着いてください!! あの、僕は『デジモンアドベンチャー02』を後追いで観たんですけど、第38話*2を観たとき、たしかに『あれっ!?』って思ったんですよ。

 僕は映画『ぼくらのウォーゲーム』を観てから『デジモンアドベンチャー02』を観たんです。あの映画、空が太一に対してヒロインみたいに描かれているじゃないですか。それからあの悪名高き38話を観たので、『あれ、なんで空とヤマトが付き合ってるんだ・・・・・・( ゚д゚)』って思ったんです」

ば「もうヤマ空*3の話はやめてくれえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!

 

 

 

 

や「ばふちんは泡を吹いて倒れてしまったわけだが・・・・・・。

水谷優子のアニメ探偵団2』っていうラジオ番組があってだね」

タル「初耳です」

や「その番組で、水谷さん、『空は太一と別の男の子とつきあってる』って言っちゃったらしいんだよね。

 実は、あのカップリング最初にバラしたのは、ほかならぬ空役の水谷さんなんだよ」

タル「え・・・・・・?」

や「今気絶してるばふちんの手元にある『Vジャンプ』増刊よりも、その『アニメ探偵団』の放送のほうが早かったらしいんですよ」

タル「つ、つまり・・・・・・

  • 水谷優子、自身のラジオ番組で「空は太一以外とつきあってる」と発言
  • 悪夢の「Vジャンプデジモン増刊。ヤマトが空の肩を抱く全員集合ポスター
  • 悪夢の第38話が放映

 こういった時系列になってしまうのですか・・・・・・?」

や「(タバコに火をつけながら)それに加えてね」

タル「まだ何かあるのですか?」

や「たしか『02』の最終回って、空とヤマトの子供がいることを『ほのめかす』ような最終回だった気がするけど」

タル「はい・・・・・・」

や「『02』放映後の『Vジャンプ』で、関弘美プロデューサーが、『ヤマトと空は結婚しました』って言っちゃったんだよね」

タル「あ・・・・・・(゜o゜; 」

や「で、ばふちんや俺みたいな世代は、『世の中には思い通りにいかないことがある』ってことを、初めて知ったわけですよ」

タル「・・・・・・」

 

ば「ガバァァァァ」

や「うわっビックリした!! 突然起き上がってくんなよ💢」

タル「『ドカベン』の効果音みたいに起き上がらないでくださいよ!」

ば「お前ら、本題忘れてるだろ」

や・タル「たしかに」

ば「タルコフスキーよ、『種々の要因』で賛否両論アニメになる、こう君は書いたんだよね?」

タル「はい」

ば「『種々の要因』ってことは、カップリング問題以外にも、不都合なことがまだあった、こういうことだよね?」

タル「そうですね」

ば「アレだろ、アレ」

タル「はい?」

ば「ヒカリが井ノ上京を殴って、井ノ上京がヒカリを殴って、それでジョグレス進化する回*4ってあったよね?」

タル「そ、そこなんですよ!! 僕はその回観て、強烈な違和感感じたんです」

ば「まぁ、『02』は違和感を感じる話だらけだった気もするがな・・・・・・(遠い目)」

や「(二本目のタバコに火をつけて)アレだろ、ばふちんよ、タケルがデジモンカイザーに突然キレ出したりとか、そこら辺を言ってるんだろ」

ば「ほかにもいっぱいあるよ」

 

タル「ということは、『デジモンアドベンチャー02』は、主に脚本面で混乱が起きている、ということなんでしょうか」

ば「おまえはどう思ってるんだよ」

タル「・・・・・・やはり、違和感ある脚本・ストーリー運びの点が、『02』が賛否両論アニメになってしまった最大の要因の気がします」

ば「でも、それって、印象論だよね?」

タル「( ゚∀゚)・∵. グハッ!!」

ば「もっと言えば、主観的意見にすぎないよね?」

タル「( ゚∀゚)・∵. グハッ!! ( ゚∀゚)・∵. グハッ!!」

や「お前も人のこと言えないだろ、ばふちん・・・・・・。

(´・ω・`)」

ば「いや~アニメは主観で語るものだからね~www

や・タル「(#゚Д゚)ふざけるな!!

 

*1:Vジャンプ特別編集増刊 デジモンコンプリートガイド」 集英社、2001(但し発売は2000年)

*2:ホーリーナイトデジモン大集合!」

*3:石田ヤマト×武之内空のカップリングの俗称

*4:第31話「愛の嵐シルフィーモン」

ばふちんとやこぶそん、タルコフスキーの小論文「2000年のテレビアニメ」を添削する(フジテレビ系編1)

bakhtin1988.hatenablog.com

 

タルコフスキー「(-_-;)」

ばふちん・やこぶそん「おっタルコフスキーだ」

タル「3ヶ月待たされた!!」

ば「?」

タル「3ヶ月待たされた(#゚Д゚)!! あんたらに3ヶ月間も放置されたんだ、俺が書いた小論文!!!!!!💢」

や「まぁまぁおちけつ」

ば「小論文ってなんだっけ」

タル「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン」

ば「痛ェ!!」

タル「あんた添削しただろうが、『2000年のテレビアニメ』っていう俺の論文!!」

ば「そんなこともあったっけ」

や「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン」

ば「痛ェ」

や「あっただろ」

 

 タル「実はですね、僕、ある小論文を書いたんですよ。その小論文はアニメに関することだったんで、アニメに詳しいおふたりに添削してもらいたいんです」

 

ば「ほんとだ」

や「ごめんねタルコフスキー君、このブログ大風呂敷広げすぎて収拾がつかなくなってるから」

タル「それで・・・・・・いっぱい赤線を引かれたんですけど、具体的に『どこが問題なのか』、いつまでたっても教えてくれなかったんですよぉ!!」

ば「お茶飲んで休憩したところで止まってたんだな」

タル「いったいここまで何してたんですか💢」

ば「時間が止まってたんだよ・・・・・・」

タル「そんな、身も蓋もない」

 

ば「でも今更きみの小論文コピペするのだるいって『中の人』が」

タル「( ゚Д゚)ハァ!?」

や「こうすればいいじゃん。

 あの小論文、そうとう長かったから、放送局別に区切る」

タル「ナルホド龍一」

 

タルコフスキーの小論文の抜き出し

 

 

 

・フジテレビ系

 

 大成功した『デジモンアドベンチャー』の直接の続編として『デジモンアドベンチャー02』が放送されたが、種々の要因により賛否両論アニメになる。後番組の『デジモンテイマーズ』では、世界観・登場キャラは一新されることとなった。

GTO』の後番組『学校の怪談』は、第3話が諸事情によりお蔵入りになるなど波乱のスタートを切った。もともとこのアニメは、『ONE PIECE』を日曜19時30分枠に迎え入れるための「つなぎ番組」という性格が強かった。しかしながら、視聴者の反響は大きく、その一例として、匿名掲示板「2ちゃんねる」の「アニメ板」では、初めて『本スレ』数が100スレを超える人気作品であった。

 

ダメ出し 

タル「傍線が引いてあったと思うんですけど・・・・・・?」

ば「めんどくさいからそのままにした」

タル「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン」

ば「わかったわかった! 暴力に訴えないで! ちゃんと赤ペン引いた部分は覚えてるから」

 

ば「まず、冒頭の『大成功した』の部分でしょ」

タル「そうですそうです」

ば「『デジモンアドベンチャー』が、なにをもって『大成功した』って言えるの?」

タル「(~_~;)うぐぅ・・・・・・先日のBSプレミアムの番組で18位」

ば「馬鹿野郎!

タル「ヒィッ!?」

ば「そもそも、アニメが『成功する』って、どういうことなの」

タル「それは・・・・・・今流に言えば円盤が売れたり・・・・・・」

ば「でもこの時代、ブルーレイディスクなんてなかったぜ。

デジモンアドベンチャー』だってレンタルDVD出さなかったし」

や「でも、商業的成果をおさめたのは確かだよな。続編が作られるんだし。

 それに現在劇場版の新シリーズが進行しているってことは、『デジモンアドベンチャー』っていうアニメの成功の裏付けにほかならないよな。

 思うに、『デジモンアドベンチャー』の具体的な商業的成果を明示できたらーーそういうことの書いてある資料を示せたら、有力な根拠になると思うなぁ」

タル「『根拠』ですか・・・・・・」

ば「あれ、論文には根拠が必要だって、学校で習わなかったの?」

タル「忘れました・・・・・・」

や「ばふちんも人のこと言えないけどな」

 

ば「次は『種々の要因により賛否両論アニメになる』の部分。

『種々の要因』って何よ?」

タル「うっ、それは・・・・・・」

ば「言ってご覧、お兄さん怒らないから( ^ω^)」

タル(全部ヤマトのせいだ・・・・・・全部ヤマトのせいだ

 

不穏のまま続く

燃え上がるテレビアニメ 2002.4~2006.4 第十七回

ぴたテン(2002年春アニメ)

www.b-ch.com

 

ばふちん「そうだよ、コレだよコレ!! 『ぴたテン』が俺の住んでる地域じゃ観られなかったんだよ」

やこぶそん「なんで?」

ば「BSジャパンテレビ東京系列のBSデジタル放送局)は、この枠--テレビ大阪の日曜朝9時30分枠ーーのアニメを放送してくれなかったんだよ!」

や「例えば『ぴたテン』の他には?」

ば「『ギャラクシーエンジェル(3期)』とか『デ・ジ・キャラットにょ』とか」

や「うぉお、迸るブロッコリー臭・・・・・・!」

ば「だって『ぴたテン』のOP映像に【企画 木谷高明】ってデカデカと書いてあるし」

や「お前、『ぴたテン』の本編観たのか!?」

ば「まだ3話まで」

バンダイチャンネルでの見放題は5月末まで! 急いで『ぴたテン』を観よう!

 

ば「でも、『ぴたテン』をリアルタイムで観ていたら、どうしようもないオタクに転んでいただろうな」

や「今でも充分どうしようもないオタクじゃねーか・・・・・・」

ば「いや、俺はオタクじゃないよ」

や「( ゚Д゚)ハァ?

ば「ただアニメが好きなだけだよ」

や「何をいってるのか全然わからない」

 

ば「このアニメは原作がコゲどんぼ先生の漫画*1じゃないですか」

や「で?」

ば「実は、コゲどんぼ先生のような絵柄のアニメーー今の言葉でいえば『萌え系』だろうかーーに対抗心を燃やしていたんですよ」

や「は!? そりゃいつ頃の話だ」

ば「『カレイドスター』の頃」

や「ちょっと待ておかしいだろそれ!? 『カレイドスター』の絵柄ぐらい俺でも知ってるぞ!?」

ば「うん、自分でも矛盾してると思ってる」

や「いつか説明しろよ」

ば「来年やる。『カレイドスター』15周年アニバーサリーイヤーだから」

や「ちゃんと実行しような💢」

 

本題

ば「まぁコゲどんぼ先生に対する”わだかまり”なんて、今の俺はこれっぽっちも持っていない」

や「そんな話はもういいから、観た内容の説明をしてくれよ」

ば「『ぴたテン』ね」

や「うん」

ば「主人公は、小学6年生の樋口湖太郎(ひぐち こたろう)(CV:沢城みゆき)くんだ。でも、湖太郎くんはトップクレジットじゃないんだ」

や「ちょ、ちょっと待って!!」

ば「なんだ、土井たか子の真似か、やこぶそん?」

や「トップクレジットじゃないのに主人公ってどういうことだ!?」

ば「いや、よくあるだろ、語り手になる人物とメインヒロインっていう組み合わせ」

や「例えば?」

ば「『アクセル・ワールド』。主人公はハルユキ君だけど、トップクレジットは黒雪姫だった*2

 他にも『灼眼のシャナ』とか『ゼロの使い魔』とか『とらドラ!』とか腐るほどあるぞ」

や「シャナもゼロ魔とらドラも声優が・・・・・・」

ば「『ぴたテン』にも出てくるぞ、その声優」

や「Σ(゚◇゚;)マジデッ!?」

ば「お前何年アニメ観てんだよ💢」

 

や「でもやっぱり『主人公』というより『語り手』としたほうがいいんじゃないかなあ」

ば「その話は棚上げにしろ」

や「ちゃんと後で説明しろよ💢」

ば「はい。

 ~で、ともかく湖太郎くんの上にトップクレジットされたキャラクターがいるわけだが」

や「うん」

ば「それが『美紗(みしゃ)(CV:田村ゆかり)』だ。ピンク色の髪をした、胸が大きい、『天使』だ」

や「『天使』?」

ば「うん、そうだよ。題名が『ぴた”テン”』だろ」

や「なるほど」

ば「それで、湖太郎くんがお父さんと住んでいるマンションの隣室に、『美紗』が引っ越してくるんだよ。

 湖太郎くんが通っている学園の中学部に、『美紗』は転入する。まぁ、あんなに胸が大きいと小学部は無理だな」

や「ちょい待った! どういういきさつで『美紗』は学園に入りこんだんだ!?」

ば「『天使』だから、なんだってできるんだろ」

や「説明になってないじゃん」

ば「湖太郎くんは幼い頃に母さんを亡くしている。で、突然やってきた美紗は、『わたしが湖太郎くんのママになってあげる~』みたいなことを言う。

 ちなみに美紗の語り口は独特で、語尾がいつも『~するっす』みたくなる。

 第3話の時点で、湖太郎くんの同級生が二人出て来る。綾小路天(あやのこうじ たかし*3)(CV:斎賀みつき)と、植松小星(うえまつ こぼし)(CV:釘宮理恵)だ。

 綾小路天くんは、勉強もスポーツも万能な、全校生徒のアコガレの的。植松小星ちゃんは、湖太郎くんの幼馴染の女の子で、湖太郎くんに向けて好意を燃やし続けていて、美紗の登場に動揺を隠せない」

や「なるほど、釘宮理恵は『ぴたテン』のレギュラーだったんだな」

ば「というより正確には、美紗と並ぶもうひとりの最重要キャラが前面に出てくるまえの段階では、小星(釘宮)ちゃんのほうが、メインヒロインっぽい」

や「美紗がいるのに?」

ば「たしかに湖太郎くんの相方は美紗だけど、どうも本編を3話まで観た感じ、小星ちゃんのほうが存在感があるような気がするんですよ」

や「で、『美紗と並ぶもうひとりの最重要キャラ』って、誰だよ」

ば「悪魔だ」

や「悪魔!?」

ば「天使(美紗)がいるんだから、悪魔だって出るだろう」

や「微妙に『カレイドスター』とつながってるな、そこらへん・・・・・・。

 で、その悪魔の名前は?」

ば「それはね・・・・・・」

*1:月刊電撃コミックガオ!」連載

*2:ただし黒雪姫不出演回があり、そのときはハルユキがトップクレジットだった

*3:ただし「てんちゃん」と小星や湖太郎は呼んでいる

ミスターシービー(その4)

 菊花賞を勝ったあと、ミスターシービーは休養に入ります。

 ミスターシービー不在の間、ジャパンカップでは天皇賞キョウエイプロミスが惜敗、有馬記念ではミスターシービーと同世代のリードホーユーが優勝します。

 ミスターシービーが休んでいる間に、この三冠馬にとってはなはだ不都合なことが起こります。

 それは、シンボリルドルフの登場です。

 ミスターシービーの一歳下のシンボリルドルフは、無敗で牡馬クラシック二冠(皐月賞日本ダービー)を達成します。

 もし、シンボリルドルフが無敗のまま菊花賞を勝ったら、日本競馬史上初の「無敗の三冠馬」が誕生するのです。

 そのとき、ミスターシービーの立場は--。

 

1984の大改革

 さて、1984年は、中央競馬の競走体系が大きく変わった年であります。

「G1」という概念が生まれたのは1984からなのです。レースにグレードをつけることで国際化を目指したのです。「G1」「G2」「G3」という3種類の”格”ができました。中央競馬は「G1」を頂点として競走体系が整備されることになりました。

 

1984年当時のG1競走

 このうち、新設された競走が『マイルチャンピオンシップ』です。春の安田記念とともに、距離は1600メートルで、短めの距離の路線を段階的に整備することになりました(その恩恵を真正面に受けた馬が、ニホンピロウイナーです)。

 

 そして、グレード制の導入に匹敵するほど注目を集めた「変化」が、天皇賞(秋)の距離短縮です

 

 それまで、天皇賞は、春秋ともに3200メートル(春は京都、秋は東京)で施行されておりました。

 ジャパンカップで惜敗したキョウエイプロミスは、3200メートルの天皇賞(秋)の最後の優勝馬ということになります。

 

 1984年から、天皇賞(秋)は、2000メートルに距離短縮されました。

 なぜか? これには諸説あります。なんとミスターシービーを勝たせるため』というオカルトめいた説もあったようです。ひとつ根拠となる理由を挙げるとすれば、やはりグレード制と同じく、「国際化」の大義名分によるものだったのではないでしょうか。

 

4つ目のビッグタイトル

 さて、ミスターシービー古馬になったわけですが、最初の古馬G1たる天皇賞(春)モンテファストーーこれも吉永正人の騎乗馬ですーー、つづく安田記念ハッピープログレス、上半期の総決算レースとなった宝塚記念カツラギエースが、それぞれ優勝しました。

 

 ミスターシービーの復帰は84年10月、前々回で触れた、ターフビジョンが設置され、カツラギエースとデスマッチを演じた『毎日王冠』。この時ミスターシービーカツラギエースに敗れ2着でした。

 もっとも、1年近く休んでいたのですから、結果は上出来といえるものでした。

 そして、秋の大目標である、距離短縮された天皇賞(秋)に臨むわけです。

 またしてもカツラギエースとの再戦という形になりましたが、ミスターシービー単勝1.7倍の断然の1番人気です。

 

  ミスターシービーはいつものことながら先行集団から大きく離れた最後方に陣取ります。ターフビジョンに最後方待機のミスターシービーが映し出されると、場内がドーッとどよめきます。

 3コーナー。勝負所。なんとミスターシービーは最後方から内を突いて上がってきます。追い込み馬はふつう大外を回って上がっていこうとするのですが、ミスターシービー吉永正人インコースまくりを敢行しようとします。その映像がターフビジョンに映し出され、場内からは地鳴りのような歓声が沸き始めます。

 内を突いて中団のうしろまで進出したミスターシービーは、直線入り口で進路を外に切り替え、自慢の鬼脚を炸裂させようとします。

 そのときカツラギエースは前から3番手。しかし、直線で馬群は横に大きく広がり、あっという間にミスターシービーの鬼脚はカツラギエースを射程圏にとらえます。

 残り200メートル。カツラギエーストウショウペガサス、同じ4枠の青い帽子のニ頭を、ミスターシービーの鬼脚が、なで斬ります。

 

ミスターシービー、これで4つ目のビッグタイトル!

 

 ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI。場内実況も担当)の白川次郎アナウンサーが、高らかに名馬の復活を宣言したのでした。

 

 

次回お楽しみに